2022年12月29日木曜日

『新年の挨拶』 津別町農業協同組合 代表理事組合長 佐野成昭

令和5年の年頭に際し、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
組合員の皆様に於かれましては、明るい話題が無く、農業経営がより厳しい状況に直面しております。今こそ農業の基本に立ち返り、今自分達が出来る事を一つずつ取り組み、協同の力と政治力で支え合い、先の見えない難題に取り組んで行く所存であります。

また、日頃より JAつべつの信用、共済、販売、購買、利用事業と広範囲に御利用いただいていることに対して重ねて感謝とお礼を申し上げます。

世界を震撼させたコロナ禍も無くなった訳ではなく一進一退を繰り返している状況の中、地域経済も少しずつではありますが回復基調にあり、空港や観光地にはインバウンドの人達も見られるようになりました。北海道は第一次産業と観光が地域経済を牽引しているだけに明るい兆しが見えるものの、農産物の需要減退による砂糖、牛乳の過剰在庫が大きな問題となっております。それに加えてロシアによるウクライナ侵攻と円安による資材高騰により先が見通せない状況にあり、これからの営農に支障が表れて来ています。一日も早く通常の営農活動が出来ることを心から願っている所です。

昨年の作況については、春の植え付け作業が順調に進んだものの6、7月にまとまった降雨や降雹があり、玉葱、てん菜、馬鈴薯、デントコーンに被害が出ました。その後も曇天、日照不足もあり麦は平年作を若干下回る結果となりましたが、その他の作物に付いては概ね平年作以上の取扱いとなりました。
酪農では牛乳余剰からの生産抑制、畜産では牛の個体販売価格低迷となっており、更には配合飼料の高騰により、酪農・畜産農家は大変厳しい経営環境からJAグループ全体でこの環境を変えるべく国へ要請活動を行っている所であります。少しでも生産者の皆様が今後も安心して営農活動が続けられるための確実な予算取り、所得政策、在庫処理、飼料高騰対策、加工乳価、補給金の値上げ確保等、厳しい交渉になりますが根気強く要請活動を続けて行く所存です。

生産者の皆様もこの危機的な状況を乗り越えるためにも、JAがやれる事、自分達がやれる事を両輪となりこの難局を協同の力で乗り切らなくてはなりません。

つべつ農業の特徴は、祖先から受け継いだ土地を余すことなく,気象、土地条件に合わせ作業体系を工夫しながら畑作、玉ねぎ、酪農、畜産とバランス良く耕作されている事です。この体系を維持、発展させるために①新規参入・担い手確保②鳥獣防止対策③スマート農業の実践による不感地区解消など具体的課題の改善が重要であり課題解決に向け取進めて参ります。また、令和5年には、麦乾燥工場の施設大改修、新スケールの建築を計画しております。各種資材費の高騰もあり当初予算より増額となりましたが、現状のままでは将来に不安を残す事に繋がることより、今回の提案とさせていただきました。反面、今回の大型投資計画により、一層のJA財務基盤と安定経営を図ることが責務であり、組合員皆様の更なる利用率向上と高品質な小麦の生産にご理解とご協力をお願い申し上げます。

最後になりますが、農水省では令和6年に向け新たな農業基本法の策定に入りました。我が国の食料は他国への依存度が高く、自然災害、気象異変、経済異変、感染症等、影響を受け易いことより今以上の食糧生産が必要となって参ります。現在推進しているスマート農業では最新技術を駆使して生産性を高め、省力化を推し進めることで食料自給率の向上が図れると考えております。人のせいにするのでは無く、自分の役割を発揮し、前に向かって進んでいく事で津別町農業の将来に必ず繋がると信じています。 本年も組合員、ご家族様がご健康で災害も無く豊穣の出来秋を迎える事が出来ますよう心からお祈り申し上げ、年頭のご挨拶といたします。

系統連合会との意見交換会を開催しました

11月25日(金)JA大会議室に於いて、系統連合会との意見交換会を開催致しました。この取組は、系統連合会との定期的な情報交換を通して、現状の農業・そして農協の課題を洗い出し、今後の組織運営に役立てていくことを目的として毎年開催しております。しかしながら、令和2年、3年度と新型コロナの影響により余儀なく中止となり、今回2年越しの開催となりました。 各系統連合会からは、第30回JA北海道大会に掲げた取組の進捗状況や資材高騰対策の説明、JAからは国の各農業施策に対する系統連合会の強い関わり等を要望致しました。
 ~出席者は以下の通り~ 
【系統連合会】 
・JA北海道中央会北見支所 松原支所長  ・JA北海道信連北見支所 村本支所長 
・ホクレン北見支所     谷 支所長  ・全共連北海道本部北見支所 山口支所長 
【JA】 佐野組合長・岡本常務・安部職務代行・金一理事・石川理事・迫田理事・鹿中理事
     長瀬代表監事・稲部理事・各部課長の18名

地区懇談会を開催しました

12月1日(木)から2日(金)の2日間の日程で、12営農組合毎3班体制にて地区懇談会を開催しました。役職員が各営農組合へ訪問し、本年度の農業情勢報告・JA主要事業状況等の報告がされました。また、麦乾施設大改修補助事業・令和5年度よりJA利用事業となるてん菜コントラクター事業・(有)だいち各種利用料金の変更等について提案しました。新型コロナウイルス感染症拡大防止の為、出席者のマスク着用・消毒の実施等の感染防止対策を徹底した上での開催となりました。次回の地区懇談会は来年3月上旬を予定しています。

第4回ふるさと塾が開催されました

11月30日に午前中の座学と現地視察9名、午後からの工場視察には更に5名加わり、合計14名出席のもと第4回ふるさと塾を開催しました。 今回の講義内容は、座学は網走農業改良普及センター美幌支所 林主査より牛の哺乳期管理について説明して頂きました。牛は人と違い子牛が母牛の初乳を飲むことで免疫を獲得するため、ブリックス計(糖度計)で初乳を計測し、22%以上の良質な初乳であることや血乳・乳房炎でないことを確認し、数値が低い場合は初乳製剤や冷凍初乳を活用しますが、良質な初乳を生後6時間以内にお腹いっぱいに飲ませる事が大事と話してくれました。座学の後、現地研修として活汲地区 北野淳志農業士の牛舎にて牛の飼養管理について北野農業士より講義を受けました。午後からは、ホクレン肥料(株)北見工場を見学しました。次回は、生育過程及び栽培技術のフォローアップを中心とした講義とオホーツクビーンズファクトリーの視察を予定しています。

組合員向けのインボイス制度研修会を開催しました

12月6日組合員21名参加のもとJAつべつ2階大会議室にて、特定非営利法人 農業支援センター北海道より派遣依頼を受けた税理士法人 松井一晃事務所 中西正志税理士を講師に招き、組合員対象のインボイス制度研修会を開催しました。 内容は、制度のあらましと申請方法、インボイスを取得しなかった場合のデメリット等の説明を受けました。質疑応答では、農機等の個人売買や任意の利用組合における扱い等の質問が出ていました。後日、組合員より疑問等があった場合は、JAが仲介し農業支援センター北海道よりアドバイスを受ける事として研修会は終了しました。 令和5年10月1日より消費税の適格請求書等保存方式(インボイス制度)が導入されますが、令和5年10月1日からインボイス発行事業者になる場合は、原則として令和5年3月31日までに登録申請手続きを行う必要があります。導入後は消費税を納める必要のある企業や個人事業主はもちろん、免税事業者にもご自身の事業の内容などに応じて、登録の要否などインボイス制度にどのように対応するかご検討下さい。

令和4年度北見工業大学との連携協定に基づく実証研究報告会が開催されました

12月15日JA会議室にて報道機関を含めて34名の出席で「令和4年度 北見工業大学との連携協定に基づく実証研究報告会を開催しました。 北見工業大学オホーツク農林水産工学連携研究推進センター 浪越毅副センター長より開会の挨拶をいただいた後、報告内容は①JAつべつ有岡MRマネージャーより留学生インターシップ及び大学生協との取組②Web参加の白川准教授より融雪水の利活用③2014年~2015年まで北海道大学に在籍されていたカナダ ダルハウジン大学のアハマド教授よりカナダの農業情勢④楊准教授よりスマートトラクターと土壌採種機ロボットの実証結果⑤宇都准教授と大野教授より貝殻粒状石灰及び土壌診断から見た玉葱の生育結果⑥浪越准教授より玉葱種子のコーティング(直播対応)と汚泥肥料の実証結果⑦三枝准教授より津別町との連携探索やカーボンニュートラル(温泉ボーリング跡)について説明をいただきました。

職員全体会議を開催しました

12月8日(木)業務終了後、全職員を対象とした職員全体会議を49名の職員参加のもと開催しました。開催にあたり、佐野組合長から令和4年度の農業情勢等について報告があり、『6~7月の降雹・豪雨で玉葱・馬鈴薯・甜菜・デントコーンが被害を受け、小麦は前年度より収量減でありましたが、他の作物についてはまずまずの出来高でありました。酪農・畜産については乳量抑制や牛の価格低迷・飼料高騰となり資金借入で経営維持を図る厳しい年となりました。離農者を出さないために職員は組合員の声を聞き、厳しい状況はいつまでも続かないと思うので我慢の営農を今後どう乗り越えていくか役職員が一丸となり取り進めていかなければならない』と挨拶がありました。岡本常務からは、12月1日~2日に実施された地区懇談会の概要について、資料に基づき説明がありました。また、職場研修(OJT)として冬道運転マナー研修を行いました。動画を見ながら冬道運転の危険予知・事故回避トレーニングを行いました。中西総務部長より、危険予知の重要性、令和4年度津別町の事故状況、アルコールチェッカーについての説明がありました

組合員向けの農薬講習会が開催しました

12月14日JAつべつ会議室にて組合員18名出席のもと農薬講習会を開催しました。坂田生産資材課長の挨拶の後、ホクレン北見支所生産資材課榮木職員から農薬情勢の説明と、各農薬会社からは農薬紹介及び防除技術について説明を頂きました。 
【農薬会社4社】 
●ホクサン(株)営業部営業一課 畠山職員より殺菌剤(ムケツDX・マスタピース水和剤・カビナイスPZ水和剤) 
●北興化学(株)技術チーム 栗原職員より除草剤(レナスター水和剤)、殺虫剤(ビレスコ顆粒水和剤)、新規殺菌剤(ミリオネアフロアブル) 
●クミアイ化学工業(株)普及課 上田職員より除草剤(キタシーブフロアブル)、 殺虫剤(クミガードSC)、殺菌剤(マブリックEW・ファンタジスタ顆粒水和剤)
●シンジェンタジャパン(株)普及営業 佐藤職員より殺菌剤(ミラビスフロアブル・アミスターフロアブル・レーバスフロアブル)、除草剤(フルミオWDG・デュアールゴールド)、殺虫剤(リーズン顆粒水和剤)
◎「令和5年営農年度 農薬予約申込書」及び「補正肥料申込書」は、令和5年1月23日までに提出をお願い致します。

女性部とフレッシュ・ミズ合同で豆腐作り講習会を実施しました

12月9日津別町食品加工研修センターにて豆腐作りを行いました。新型コロナウイルス感染防止対策を講じながら、女性部員8名、フレッシュ・ミズ会員1名が参加しました。後藤あけみ副部長より提供いただいた大豆8升を使い、大鍋2回分40丁の豆腐を作りました。毎年豆腐作りを行っていますが、今回も柔らかく美味しい豆腐が出来上がりました。

2022年12月12日月曜日

JA青年部が道外視察研修を実施しました

JAつべつ青年部(十河孝文部長)は、11月13日(日)から16日(水)まで3泊4日の日程で青年部員17名が参加し、福岡県へ視察研修を実施しました。
❐視察先①:OREC 株式会社オーレック本社
 小型農業機械の製造を中心にこだわりのものづくりで事業を営んでいます。ORECの創業
 精神は、「世の中に役立つものを誰よりも先に創る」です。この精神のもと、自走式草刈
 機及び乗用草刈機の分野において、数々の業界初製品を世の中にお届けてしています。 
❐視察先②:クロレラ工業株式会社
 九州筑後工場 バイオテクノロジーやクロレラ(緑藻)をはじめとした微生物を使った健康
 食品や医薬品・医薬部外品・化粧品・化学薬品・農薬・飼料を製造しています。主力工場
 の九州筑後工場で研究・開発されたクロレラは「チクゴ株クロレラ」と呼ばれています。
 クロレラが多くの生命の源(食物連鎖の原点)、クロレラの可能性に挑む研究開発と、国
 内一貫生産体制による安心・安全の提供を通じ、会社一丸で「人類に健康と幸福を」の実
 現に取り組んでいます。 
❐視察先③:九州アグロ・イノベーション2022 会場:マリンメッセ福岡B館 
 (農業資材展、スマート農業展、畜産資材展、草刈り・除草ワールド)
 アグロ・イノベーションは、日本の農業ビジネスのバリューチェーン全体に関連する最先
 端技術と製品を展示する専門展示会として東京・九州(福岡)で開催しています。
 農業生産・収穫・加工・流通までの幅広い分野を網羅し、農業界の生産性改革、流通改革
 を支援しSDGs(持続可能な開発目標)実現など、環境に配慮した持続可能な循環型農業
 への進化等を中心に次世代に向けた変革を取進めている展示会となっています。

【十河孝文部長から道外視察研修の感想】
今回の道外視察は、抗原検査を複数回行うなどの感染対策を行ったうえで実施致しました。先進的な地元企業や、大規模な農業関係の展示会であるアグロイノベーションを視察しました。今後の営農や省力化のヒントになりました。 また、視察研修が今回が初めての部員も多い中、普段なかなか話す機会が少なかった部員同士も懇親が深まる場となりました。

津別町との意見交換会を開催しました

11月2日JA役員会議室にて、令和4年度の津別町との意見交換会を開催致しました。この取組は、津別農業の発展と農業生産振興を強化する目的として毎年開催されています。
今回は、資材高騰に伴う営農対策や小麦乾燥調製施設改修に係る補助事業の協力要請などを中心に情報交換や共有を行い、前向きな意見交換会となりました。
 ❐営農対策について ①資材高騰対策 ②酪農畜産振興対策
 ❐施設整備計画について ①小麦乾燥調製施設大改修による補助事業  ②鹿柵設置事業 
 ~出席者は以下の通り
 【津別町】佐藤町長・伊藤副町長  
 【津別町議会】鹿中議長 
 【農業委員会】田原会長 
 【津別町役場】迫田産業振興課長・渡辺産業振興課長補佐・高橋農政係長 
 【JA】佐野組合長・岡本常務・安部職務代行・稲部部長・久保部長・中西部長

秋の廃プラ・廃タイヤ回収をJA青年部の協力を頂いて実施しました

11月9日曇天の中、活汲事業所麦乾工場前にて、今年度2回目の廃プラ・廃タイヤ回収作業が行われました。JAつべつ青年部の協力を頂き、肥料袋やフレコン袋・農薬の空容器・サイレージ用フィルム、クロスシート類・廃タイヤの回収を行いました。
合計で94戸・38.3トン(前年103戸・34トン)を回収しました。

小学校・中学校・高校で「オールつべつ給食」を実施しました

令和4年度オールつべつ給食が実施され、平成27年から始まり今年で8年目を迎えます。食材の全てに地場産物を使用する事により、子供達に津別の食材及び学校給食に興味を持ってもらい、郷土を愛する心を育む事を目的として実施されています。 1日当たり小学校200食、中学校94食、高校61食の合計355食が作られます。各主食(米・パン・麵)をメインに3回に分けて提供されました。11月22日と25日は中学校と高校、11月30日は小学校を含めて全ての学校で津別産食材を使用した給食を堪能しました。 11月22日に給食を食べた生徒さんからは、「(牛丼が)すごい高級感があって美味しかったです。津別に住んでいて良かったと感じました」と感想を頂きました。 
■献立 
〇11月22日~牛丼、豆腐と油揚げの味噌汁、白菜のナムル、オーガニック牛乳 
〇11月25日~きつねうどん、春まき、オーガニック牛乳 
〇11月30日~スライスパン、南瓜のシチュー、ヤーコンのマヨ和え、オーガニック牛乳                (写真と生徒の感想提供:津別町役場住民企画課水野様)

HBCテレビ『あぐり王国北海道NEXT』から津別町のビートが紹介されました😀

  
                                【HBC写真提供】
12月3日(土)に放送されたHBCテレビ「あぐり王国北海道NEXT」では、津別町のビートについて紹介されました。この番組で津別町を紹介されるのは3回目になります。
 今回は、津別町甜菜振興会会長である(有)仲田農場 仲田幸司さんが、相生地区 市場達也さんのビート圃場をお借りして取材を受けました。司会者森崎博之氏と森 結有花HBCアナウンサーの他、2014年ソチオリンピックに出場したプロフィギュア―スケーターでタレントとして活躍されているスイーツ女子の村上佳菜子さんがゲストとして出演されました。 
 ■JAつべつのビート生産概要 
 生産者戸数:63戸、年間生産量:約4万7千トン、作付面積:約72ha
 ビートは、砂糖の生産になくてはならない作物であるとともに、連作障害にならない為に
 豆類・馬鈴薯・小麦などにとっても重要な作物であります。番組を通じて砂糖の消費拡大
 を目指すと 共に、北海道農業・道産原材料の魅力発信に今後もつなげ参ります。
●番組内容では、ビートを生で試食、てん菜収穫機テラドスの収穫風景見学、輪作の話、日
 本甜菜製糖(株)美幌製糖所に移動して製糖工場を見学し、試食室ではパティシエールで
 ある(有)真鍋農産 真鍋宗慎さんの奥さん 真鍋涼子さんが作ったクレームブリュレを、最
 後にグラニュー糖を投入しフランベした後にいただきました。
 撮影は11月4日に行われ、視聴者プレゼントクイズコーナーでは農産課 太田係長がつべ
 つの味覚セットのプレゼンを行い、後方には管理課 最上職員と中村職員が馬鈴薯と玉葱の
 段ボール箱を持ってJAつべつをアピールしました。 

『つべつ和牛カレー』が11月から新発売しました‼

津別町のブランド牛「つべつ和牛」を一袋に50gの固まりがゴロっと入った、ちょっと贅沢なビーフカレーです。じっくり煮込まれたつべつ和牛は、簡単にほぐれるほど柔らかな食感。ワンランク上のレトルトカレーです。 ご自宅で、レストランで食べるような本格的なビーフカレーがお楽しみいただけます。 安心・安全な津別町の畜産物を地元消費者の皆様はもとより、観光客の皆様や多くの方に広く食していただき、津別町産の特産品として定着できれば幸いです。阿寒国立公園の山々から湧き出たおいしい水で育った「つべつ和牛」を是非お土産にもお使い下さい。 
【商品概要】
 1人前200g  価格756円(税込)/個 
【取扱販売先】 
 JAつべつ経済部畜産課・さんさん館(つべつ多目的活動センター)
 グリーンマートつべつ・道の駅 あいおい・東部イーストモール端野店

JAつべつ×北見工大×工大生協 有機野菜を使った学食が提供されました

肥料や農薬を使わず、遺伝子組み換え技術を利用しない有機農業により生産された有機野菜を使た学食をJAつべつと北見工大と工大生協で企画し実施しました。 有機野菜を提供していただいた農家さんと野菜は、高台地区 石川剛さんの馬鈴薯と岩富地区 (有)矢作農場の玉ねぎ・大蒜・南瓜です。 北見工業大学の学食では、11月28日から12月2日まで1日限定100食として「玉ねぎまるごとスープ」「野菜二郎系ラーメン」「じゃがバター」が日替わりで提供されました。「スープカレー」のみ1日150食で提供されました。

フレッシュ・ミズによるヨガ教室を実施しました

11月17日町民会館2階和室にて、ヨガ体験を行いました。網走市在住の佐々木愛美氏を講師に迎え、フレッシュ・ミズ部員4名が参加しました。農作業や子育てで内側に入っている身体を開き、深い呼吸で心と体を楽にする内容です。まず準備運動を行い、簡単なポーズから冷えやむくみに効く体のほぐし方などを教えて頂きました。足の付け根(股関節)を回す事で血の巡りも良くなり、体もポカポカし、手に薄っすら汗もかいていました。最後に瞑想も行い、心も体もリラックスした状態で研修が終了しました。

JA青年部による出前授業を実施しました

11月21日(月)午後より網走市立呼人小学校にて、JAつべつ青年部による出前授業を実施しました。十河孝文部長、岡本卓也副部長、池田健太理事、松田憲一理事の4名により今年は「馬鈴薯」についての授業を行いました。 授業内容は、まず始めに青年部の自己紹介を行い、馬鈴薯についての説明と馬鈴薯に関するクイズ、「でんぷんかき」の作り方を説明した後、実際に子供たちが各自で作りました。調理に失敗する生徒もいましたが、楽しく学習する事ができ、無事に授業は終了しました。小学校の先生からは、じゃがいもがナス科の植物で約2,000種類もある事、「肉じゃが」料理の意外な誕生など、初めて知る事がたくさんあり、子供たちは終始興味を持って授業に参加していました。「でんぷんかき」作りでは、でんぷんと砂糖にお湯を入れ、子供たちは一心にかき混ぜ続けていました。出来上がった「でんぷんかき」をおいしそうに食べていました。あっという間の45分間でしたが、じゃがいもについて、たくさんの知識を得ることができ、今回の学習を通してオホーツク農業に興味を持ち、改めてふるさとオホーツク地域の良さに気づく事が出来ましたとお礼の言葉をいただきました。

消防総合訓練を実施しました

  【大通事務所の消防訓練】
  
  【活汲事務所の消防訓練】
10月28日本所事務所、11月1日活汲事業所にて、当JAの防火管理規程並びに予防規程に基づき消防総合訓練を実施しました。この訓練は万一の災害発生に備え、適切で迅速な初期対応を身につける事で、地域や利用者の方へ安心と安全を守る事を目的に毎年実施しています。津別消防署のご協力を頂き、火災発生を想定した避難誘導・消防署への通報を行い職員は迅速に安全な場所に避難しました。最後に藤田津別消防署長より講評を頂き訓練を終了しました。

職員向けのインボイス制度研修会を開催しました

10月27日JAつべつ会議室にて特定非営利法人 農業支援センター北海道より派遣依頼を受けた税理士法人 松井一晃事務所 中西正志税理士を講師に招き、職員向けインボイス制度の研修会を開催しました。 令和5年10月1日から、複数税率に対応した仕入税額控除の方式として「適格請求書等保存方式」(インボイス制度)が開始されます。買手は原則、売手=適格請求書発行事業者(インボイス発行事業者)が発行する適格請求書(インボイス)等の保存が必要になります。売手は、事前に税務署に適格請求書発行事業者(課税事業者のみ)の登録申請が必要となり、適格請求書の交付義務が有ります。買手は、帳簿及び適格請求書などの保存が仕入税額控除の要件となります。 とても複雑な内容でもあることから、今後の取進め方を踏まえ、インボイス制度に対する様々な留意点等を学びました。

2022年11月14日月曜日

てん菜コントラ収穫作業が始まりました

10月4日からてん菜収穫機(テラドス)による収穫作業がスタートしました。2017年からスタートして今年で6年目となります。今年は利用農家14戸、面積142haを収穫する予定です。初日の10月6日には、ドイツホルマー社のロベルト営業部長が3年振りに来町され、テラドスに乗り込み機械の調整を行いました。6列を一度に収穫して行くので、タンクにはビートが15t溜まり、排出するのも時間はそうかからない為、1日6ha程度収穫して行きます。テラドスの後輪は前輪より少し右にズレている為、二度踏みしない走行となっています。今年は作柄が良く、直播でも平均6t/10a以上見込めそうです。収穫作業は、11月上旬までつづく予定です。

今年もJAつべつ還元祭を開催しました

10月23日(日)JAつべつ活汲事業所構内にて午前中(9:30~12:00)、今年で3回目となる『JAつべつ還元祭』を今年は津別町の協賛で開催しました。なかなか収束しない新型コロナウイルス禍で今年も産業まつりが中止となり、日頃の感謝と地域へ笑顔と元気を提供する事を目的として、津別町民に「特別還元価格」にて、町内で生産された特栽玉ねぎ・特栽馬鈴薯やつべつ和牛(すき焼き用)・バーク堆肥を数量限定で前売り券を販売し、新型コロナウイルス感染症拡大防止を徹底した上で、ドライブスルー方式にて引渡しを行いました。毎年好評で前売り券が数日で即完売となりました。当日は、午後から雨予報が出ていましたが、午前中は無事雨に当たることなく曇天の気温10度と寒い中、混雑する事なくスムーズに引取希望者(191台)への引渡しが終了しました。

「アソビバ!つべつ」JAつべつ青年部ともち米脱穀、サツマイモ収穫体験を行いました

10月8日(土)に4回目の活動計画として「もち米脱穀作業とサツマイモ収穫」を行いました。参加者は、青年部(十河孝文部長)8名と子供達14名の合計22名でした。天気は小雨が降っていた為、(有)だいちの倉庫を借りて、青年部の池田健太さんの説明を聞いた後、もち米の脱穀作業を始めました。古い脱穀機を前に、青年部のお兄さんたちに教えてもらいながらの作業は、物珍しく楽しい時間となりました。脱穀作業の後、雨は止んで曇天の中、(有)だいち裏の青年部畑に移動してサツマイモの収穫を行いました。とても大きなサツマイモがたくさん獲れて、コンテナが5つも出来上がりました。次回は、12月26日に調理実習を行う予定です。

今年の軽トラ市が終了しました

今年の5月24日(火)の営業開始から、毎週火曜日と土曜日の週2回、午前6時から7時の間皆様にご利用頂きました軽トラ市が、10月8日(土)に今年度の営業日を終了いたしました。さんさん館駐車場には、軽トラに積まれた玉葱、南瓜、大根、豆類等の他、切花が並びました。最終日は残念ながらの雨天となり肌寒い気温の中でありましたが、悪天候の中でもいつも楽しみにして頂いている多くのお客様が来て頂き、今年度最後の営業を惜しんでいました。あっという間に10月の最終日を迎え、丸尾幸江さんからは「膝が痛いけれども、常連さんの毎年楽しみにしているという声をいただいて、来年も頑張ろうと思っています」と話をしていただきました。

スタンド冬タイヤフェア―を開催しました

10月21日(金)・22日(土)の2日間、ホクレン津別セルフ給油所にて冬タイヤフェアを開催しました。本格的な冬シーズンを迎えるにあたり、冬タイヤの販売を中心に3社のタイヤ販売業者にご協力を頂き、冬タイヤ合計118本を販売し沢山のお客様で賑わっていました。キャンペーン期間中は、ガソリン・軽油が店頭表示価格から3円/ℓ引きの上、さらに20ℓ以上給油されたお客様にはBOXティッシュ5箱入り1パックをプレゼントしました。ガソリン約15,100ℓ、軽油約2,400ℓご利用いただきました。10月23日から11月30日まではホクレンブランドのオイル交換(税込3,200円以上)をご利用頂いたお客様には、BOXティッシュ5箱入りを1パックプレゼント実施中となっております。ご利用ください。

肥料価格高騰対策事業の生産者説明会を開催しました

9月29日(木)18時30分からJAつべつ大会議室にて、出席者34名のもと津別町地域農業再生協議会(佐野成昭会長)による肥料価格高騰対策事業説明会が開催されました。令和4年6月から令和5年5月に購入した肥料(令和4年秋肥と令和5年春肥として使用する肥料が対象)が支援の対象となり、化学肥料低減の取組を行った上で前年度から増加した肥料費について、その7割が支援金として交付されます。 
◆申請に必要なもの~①本年秋肥と来年春肥の購入価格がわかるもの           
          ②化学肥料低減に向けた取組に2つ以上取組むこと

秋の新人職員農家実習が行われました

JAつべつでは、入組2年目までの新人職員を対象に春と秋の2回、農家実習を行っています。この実習で農家組合員の日頃の業務内容や実体験を通じて、今後のJA業務に資する事を目的として例年行っています。 今年の秋は、入組2年目の新人職員3名の最後の農家実習となりました。雨天後の畑の状況を見ながらの加工馬鈴薯コントラ作業となりました。
◇金融部 金融共済課 井上 一樹(実習期間:10月3日(月)~7日(金))
(株)希来里ファームの馬鈴薯圃場の機上選別をさせて頂きました。実習期間中は、雨が降った為、圃場が濡れていましたが、収穫できるところから調整をしながらの作業となり、選別作業が非常にしやすかったです。また、昨年と比べて芋のサイズが大きかったので自然相手の農作業の大変さを改めて実感しました。実習で学んだことを日々の業務に活かし、JA職員として組合員の皆様のお役に立てるよう日々努めたいと思います。

◇経済部 営農課 木間 涼太(実習期間:10月13日(木)~18日(火))
(同)遊佐農場と(株)大原農園の圃場にて農家実習を行いました。作業は、加工馬鈴薯の機上選別であり、手を止める事が出来ない作業だったので、集中しながら作業をやり続ける事が出来るか不安でしたが、作業を行っていくうちにコツがわかりスムーズに作業を行う事が出来ました。肉体的に辛い部分も多々ありましたが、農家さんの苦労を知る意味でも有意義な時間であったと思います。また広い圃場で先の見えない作業も地道に終わらせていき、終わった時の爽快感は格別でした。最後になりますが、今回の実習では、農作業の素晴らしさを改めて知ることが出来、人として成長する事が出来たと思っています。この学んだことを一日でも早く業務に活かせるよう頑張って行きたいと思います。 

 ◇金融部 金融共済課 大川 裕夢(実習期間:10月3日(月)~7日(金))
 今回の馬鈴薯コントラを通じて、農家の高齢化や担い手不足等が問題となっている現状においてとても必要な事業だと思いました。畑の面積が広いので、一人で作業するには時間がかかり大変であると思いました。コントラクター事業を利用すると収穫作業をしながら他の作業が出来、効率よく作業が出来ると思いました。収穫した馬鈴薯も欠けたり傷ついた馬鈴薯や腐れ等の廃棄が混ざらない様に注意を払って作業をしていたり、馬鈴薯が機械に上がってきていないと分かれば、一度機械から降りて馬鈴薯を拾ったりして、少しでも無駄になる物を減らす等コントラクター事業にかかわっている人は様々な事をしっかり考えたうえで作業をしないといけないのだなと体感しました。実際は、これらの他にもっと色々と気を付けないといけない事は多くあると思うので、とても大変だ思いました。今回の実習で体験した作業を通して、農協が様々な所で関わっていることを知ることが出来ました。普段の業務だけではなかなか意識出来ていない事も多くあるので、今後仕事をしていく上でしっかりと意識して仕事をしていこうと思います。