2017年12月20日水曜日

農林水産大臣賞を受賞

第57回農林水産祭参加行事である平成29年度第46回全畜連肉用牛枝肉共進会第二部黒毛和種去勢牛の部が、平成29年11月16日に東京都中央卸売市場食肉市場において開催されました。
 今回の共進会は、第1期生体選抜検査に合格し、第2期生体比較審査に合格した60頭が出品され、日頃から優秀な肥育成績を残している錚々たる出品者の中から、迫田隆氏出品牛が、最優秀賞を受賞されました。「モモ抜け、肉色、脂質に優れ、非常にキメがよく、細かいサシがまんべんなく入っており、肉質均称に優れた最優秀賞に相応しい出品牛」として評価を頂きました。
受賞した迫田隆さんは「全国の共進会には前沢牛、米沢牛、鹿児島牛、仙台牛といった数々のブランド牛が出品されている中で最優秀賞を頂けたことは自分でもびっくりしたのですが、大変嬉しくまた、誇りに思います。家族全員で愛情込めて育てたおかげです。これを機に『つべつ和牛が』全国に広まるよう日々精進していきたいと思います。」と話してくれました。

だいちとうみの会

11月17日(金)札幌パークにて第10回コープさっぽろ農業賞表彰式が開催されました。
コープさっぽろ農業賞は「食の安全や環境との調和を図り、先進的で持続可能な農漁業の取組みの中で、消費者との交流を積極的に行う生産者等を応援する」というコンセプトの元、2004年にスタート、今年3年ぶりの開催となりました。
 そして、交流賞部門、奨励賞に日頃の取組みが評価され「だいちとうみの会」会長山田邦雄(網走漁協組合長)が受賞となりました。これで、北海道開発局主催の「わが村は美しく 北海道」での奨励賞に続いての受賞となりました。

農業法人会視察研修

11月21日~22日、津別町農業法人会(竹原俊博会長・会員数20)は、平成29年度視察研修会を有限会社興農社(上富良野町)、JAふらのたまねぎ茎葉処理施設(富良野市)、有限会社新札内生産組合(中札内村)の各農場、施設の取り組みに関する講演会と視察を行いました。農業法人の取り組みでは、長年、農業経営で地域とのかかわりや従業員との関係性を創りあげてきたこと、JGAP取得や労務管理などを学習してきました。JAふらのは、玉葱集荷の一つとして、一部収穫作業の請負と茎葉処理専用施設の運営により農家の労働力不足の解消を図っていることを見学し、会員は今後の経営に生かしていくことと、農家だからできないのではなく、法人として他の産業に劣らない経営をしていくことを確認しました。

肉牛振興会 つべつ和牛30kg学校給食へ提供


10月30日に津別町教育委員会(学校給食用)へ、つべつ和牛牛肉30kgを肉牛振興会副会長北野淳志さんが振興会を代表し寄贈致しました。
学校給食を通じて、津別町で収穫された食材を使った給食を児童に食べてもらう活動を教育に取り入れています。今回の寄贈食材もオールつべつ食材を園児童たちに給食として提供されるとの事です。

女性部・フレミズ パンつくり

11月29日、日本甜菜製糖株式会社のご厚意で食品事業部の高栁太志氏を講師に派遣していただき津別産小麦を使ったパン作りを開催しました。日甜では、酵母も販売しておりエゾヤマザクラのさくらんぼから分離された“とかち野酵母”と生イーストを使用しました。ふっくらなめらかな生地を使い、食パン、ロールパン、菓子パンなどを焼き上げました。講師の高栁氏は、パン職人のコンテストで入賞経験があり参加者もメモをとりながら熱心に講習を受けていました。昼食にいただいたパンも絶品でした。身近で、プロの技を見る事が出来充実した講習会となりました。とかち野酵母は予備発酵が不要でホームベーカリーや手ごねに直接使用できるので、パン作りに興味を持たれた方は是非試してみてはいかがでしょう。

2017年11月17日金曜日

つべつ産業まつり

 
 
地域のイベントで農商工連携による「2017つべつ産業まつり」が、津別町の中心街さんさん館前広場で10月29日開催されました。本年度で7回目を迎えたまつりは、昼近くより降雨の中での開催となりましたが、関係機関並びにご来場の皆様の温かい声援の中、全てのイベントを終えることができました。
 主催者を代表して山下組合長は「つべつ物産まつりは7回目となりました。出来秋は立派な農産物を収穫することができ、農家の思いを汲み取って味わって頂きたい。津別町は5千人を切るような人口となっていますが、皆様と助け合いながらこの町を皆さんと共に創って行きたいと思っています」と挨拶。


 今年の参加団体は、サンマルコ食品(㈱)、㈱相生振興公社、㈱柳瀬食品店、網走川流域農業・漁業連携推進協議会など町内の団体。JAつべつの「いも・玉葱詰め放題」には、玉葱2基1300kgと男爵1基1000kgが用意され、200人以上が長蛇の列をつくる人気商品で大人気のコーナーとなりました。
 一人2枚までと制限した袋を買い求め、袋いっぱいに芋や玉葱を詰め込み両腕に抱えて持ち帰りながら「今晩はカレーライスの材料として、美味しく頂きます」と喜んでいました。


 一方、だいちとうみの会(網走川流域農業・漁業連携推進協議会)が行う「サケのハツ焼き販売」では、網走漁協青年部が炭焼きで販売し、青年部長より鮭一匹に一つしかないハツ、貴重な一品として紹介され大盛況でした、又、西網走漁協青年部はシジミ60kgを用意。お買いもの頂いたお客さんから「網走の漁師さんが直接、つべつの町民と向き合うこともなかなかないものだと」と笑顔で答えてくれました。

 平成28年度より取組として「食と農でつながる550万人サポーター作り!」ブースを本部席で特設。
 「JA2MPジェイエイジャンプ」のサポーターづくりには、JA中央会北見支所沼田次長と北海道農業公社西村課長も駆けつけてダウンロードの仕方や各種ポイント内容を説明。目標としていた50名を達成し、登録してくれたお客様に記念品を渡すことが出来ました。

 舞台会場では、「山鳴太鼓演奏」から「コメ・砂糖・たまごタイムサービス」「お楽しみ抽選会」「津別中学校吹奏楽演奏」などが行われ組合長ら役員が雨の為手渡しによる「餅まき大会」で最後締めくくられました


肥育牛部門優秀賞受賞

第14回ジェネティクス北海道黒毛和種枝肉共励会

10月7日帯広畜産公社にて第14回ジェネティックス北海道黒毛和種枝肉共励会が開催されました。共励会には全道各地より黒毛和牛肥育牛93頭の枝肉が出品され、津別からは一般の部に迫田隆さん1頭、迫田浩司さん1頭、迫田和男さん1頭が出品しました。

迫田隆さんから出品した肥育牛が書各付A5、BMS12で優秀賞を受賞致しました。

だいちとうみの会 出前授業

網走川流域農業・漁業連携推進協議会(だいちとうみの会)は10月18日、津別小学校にて食糧生産を担っている農業と漁業が、流域の繋がりや大切さを広める事を目的として出前授業を行いました。
 冒頭、本会の新谷哲章幹事長から自然の恵みと自然の大切さについて、たくさん学んで欲しいと挨拶され、授業は網走漁業協同組合青年部の方々が先生となり、定置網やサケ漁の映像を見せながら説明、子供達は網の中で飛び跳ねる大量のサケを見て喚声を上げていました。
 つづいて漁協青年部が子供たちの前でサケの解体を披露し、子供達はみんな興味津々。実際にサケに触れたり、楽しく授業を受けていました。

東京農業大学オホーツクキャンパス講演

 
10月23日(月)、JAつべつにて東京農業大学オホーツクキャンパスの菅原ゼミの学生を対象に研修が行われました。講師は有岡室長が務め、「JAつべつの農業振興方策と循環型農業と地域連帯」というテーマのもと様々な視点から、津別の特徴的な取組みについてお話されました。環境との調和に基づいた「安心・安全」な食の提供といった「津別ブランドの確立」や地域の農業の担い手を支援するための施策など、JAつべつ独自のお話に学生のみなさんも真剣な表情でした。

2017年10月17日火曜日

アソビバ!つべつ

JAつべつ青年部(金一善紀部長)は、津別町社会教育課と連携し町内小学生を対象に「アソビバ!つべつ」を組織し、野外活動を中心に「農業体験」を行っています。6月に子供たちと一緒に植えた枝豆が収穫時期を迎えこのほど小学生12名、JA青年部8名、役場社会教育2名の22名が参加して収穫作業を行いました。
作業を行う前に「枝豆のお兄さん」こと、千葉充彦さんから収穫の仕方や、作業についての注意を分かり易く説明し、子供達はお兄さん方の言う事を守り、楽しく収穫をしていました。
 収穫した枝豆は、その場で茹でてみんなで試食。味は上々で子供たちはかぶりつくように食べていました。
 「小さい頃から、農業を体験し、自分で植えて自分で収穫して、食べる。このような体験はとても貴重な体験だと思います。また、青年部としても食育を教えていく立場なので改めて勉強になります」と金一青年部長は子供たちに囲まれながら笑顔で話してくれました。
 今後のアソビバ!の活動は大豆の収穫、また大豆を使っての料理教室などを開催する予定です。

認定こども園こどもの杜へつべつ和牛とオーガニック牛乳を提供

9月4日に社会福祉法人夢つべつ認定こども園こどもの杜へ、つべつ和牛牛肉とオーガニック牛乳を、肉牛振興会副会長北野淳志さんがJAを代表し寄贈致しました。
 こどもの杜では、食育に取組んでおり、園内の敷地に畑を作り園児が野菜を育て給食の食材に取り入れたり、津別町で収穫された食材を使った給食を園児に食べてもらう活動を教育に取り入れています。今回寄贈したつべつ和牛とオーガニック牛乳も園児たちの給食として提供されます。

「働くためには健康管理を」

JAでは、四半期に一度職員全体会議が開催され、最新の情報を共有する為様々な取組が試みられています。
 今回は、9月7日JA会議室において職員40名が参加して開催されました。組合長から訓示を行い、参事より平成29年度仮決算の状況と各補助事業(加工馬鈴薯集出荷貯蔵施設等)を活用し先進的な取組状況について報告されました。続けて、北農健保組合から秋田保健師を講師として招き、テーマは「働く人の健康管理」~健康チェックと生活習慣の改善について~①JAつべつの心と身体の健康状況②ストレスと腸の関係③運動の必要性の三部体制で研修が行われました。次回は12月開催を予定してます。

日本甜菜製糖株式会社取締役テラドスT4-30を視察

ドイツ製大型高効率6畦狭畦収穫機(テラドスT4-30)を日本甜菜製糖株式会社代表取締役、会長小笠原昭男様、代表取締役社長中村憲治様、他役員一行10名が9月20日㈲だいちの格納場所にて視察に来られました。
この事は日本甜菜製糖株式会社間においても「今後の甜菜をどうするのか」を課題として重く受け止めている事を察します。
 当日は、エム・エス・ケー農業機械の方がテラドスに乗車し実際に動かし、各作業工程の説明を行いました。テラドスは全長12mで畑に植えた6列の甜菜を1度に収穫できるのが最大の特徴です。
労働力の省略化、高品質化に向けて取り進んでいる事業は今年5戸の生産者が約24haで短紙筒狭畦直播栽培による実証圃場で試験栽培が始まり、生育も順調に進んでいます。来年は約60haに拡大する計画をしております。

農業大学校、酪農学園大学20日間実習受入開始

津別町農業新規参入者受入協議会(川瀬伸一会長)は、平成29年度農業実習生の受入を実施しました。実習期間中となる9月5日受入農家と学生、津別町の農業従事者、役場、普及センター、JA32名が一同に集まり交流会を開催しました。
 今年度は農業大学校2名と悪農学園大学4名、受入期間は農業大学校は1ヶ月、酪農学園大学は20日間。畑作農家と酪農家にホームスティをしながら実習を行います。
 実習は個々に実施されており9月20日が最終日となりました。

2017年9月19日火曜日

津別中学2年生畑作・酪農体験学習

津別中学校(垣内孝仁校長)2年生を対象に総合学習として、本年2回目の「農業体験学習」が8月21日(月)2年生29名は畑作農家4戸、酪農家1戸にそれぞれ5~6人のグループに分かれ農業体験を行いました。
 畑作農家では圃場の雑草抜きや、馬鈴薯の収穫、酪農家では搾乳体験など行い、暑い中汗を流しながら真剣に取り組んでいました。次回の体験学習は、9月を予定しております。

第3回ふるさと塾開催

JAつべつの第8次農業振興計画及び中期経営計画に基づき、津別町担い手となる新規就農者を対象とした「ふるさと塾」の第3回目の講義が8月23日JA本所会議室、現地圃場にて開催されました。
 第3回目の講義は甜菜と大豆の2品目。講師は普及センター今野専門普及員が務め基礎知識から生育過程、栽培管理等の講義を受講し、塾生は重要な所をメモに取り真剣に聞いていました。また、圃場での実習では白木嗣教農業士は甜菜、石井博幸農業士は大豆圃場にて、経営概要や栽培についてのポイントなどを学んでいました。
 次回は乳牛、肉牛を対象にした講義を11月中旬を予定しています。

農作業安全講習会

津別町における農作業事故は、労災申請件数によると年々増加傾向を示しています。
 JAつべつでは「農作業事故ゼロ」を目指し、春と秋の2回農作業安全講習会を開催しています。8月18日、北海道農作業安全推進本部より舘山事務局長、農研機構より積上級研究員、全国農業改良普及支援協会より松本主幹を招き秋の農作業安全講習会が組合員、関係者20名が参加して開催されました。
一人一人が危険を認識し安全対策の重要性に気付き、具体的な対策につなげる。対策に基づいてルールを作り、作業を行うというサイクルが事故を防ぐ対策であると講習を頂きました。
 講習終了後、パソコンをつかって有効視野検査を実施し、参加者の視覚処理能力、複数の対象に同時に注意力が向けられる分割的注意力、色々な情報から必要な情報を選び出せるかを調べる選択的注意力、この三つの能力の調査を実施しました。

ブレンダー作業最盛期 播種期限は9月25日

9月中旬からは30年産小麦の播種が始まります。生産資材課では秋播き小麦種子のブレンダー消毒作業が日通作業員と共に行われています。種子小麦の申込み状況は、きたほなみが約90%、残りをゆめちからが占めております。ブレンダー作業は10日間ほどで終了し、9月初めには各農家へ届けられます。農産Gでは、高品質を確保するために播種期限を9月25日としており、遵守してほしいと呼びかけています。

ドイツ製大型高効率6畦狭畦収穫機械   Terra Dos(テラドス)T4-30 導入式

ドイツ製大型高効率6畦狭畦収穫機械の実証JAである津別町農業協同組合は8月29日活汲事業所、麦乾施設前にて導入式を行いました。
日本甜菜製糖株式会社、農研機構、津別町甜菜振興会、北海道大学、日甜美幌地区四ヶ町村甜菜振興対策協議会、ホクレン商事、サークル機工、エム・エス・ケー農業機械、津別町、JAの各関係機関41名が出席し機械の安全祈願を行いました。

2017年8月22日火曜日

第13回組合員交流会

小麦の穂一段と色づき始めあと1週間もすると収穫作業が開始される7月15日、組合員と意思疎通を図る目的で活汲28号倉庫で毎年全組合員家族対象にした「第13回組合員交流会」が開催されました。30度を超える晴天となり11時30分の受付け時刻には続々家族連れで集まりました。
 今年度の交流会を企画したのは営農組合・JA青年部・女性部・フレッシュミズ、司会進行はJA青年部市場達也、千葉佑太両氏が担当。
山下組合長より開会の挨拶を頂き、来賓には佐藤多一町長が駆けつけお祝いの言葉を頂きました。会場ではJA青年部による「おこっぺアイスクリーム」「ポップコーン」販売、相生クマヤキの販売、網走漁協提供の「ホタテ焼」イベントではJA青年部主催の「かかし我慢選手権」「100円じゃんけん」「流しそうめん」子供達に向けた「バルーンアートショー」フレッシュミズ主催の「キッズコーナー」JAによる「ヨーヨー釣り」等の様々な催しで会場いっぱいに笑い声が響く一日となりました。

JAつべつ青年部 町内草刈活動実施

町の要請を受けてJAつべつ青年部(金一善紀部長)は7月5日町内の清掃活動を行いました。実施場所は豊永のパークゴルフ周辺の草刈を実施しました。
炎天下の中、足場の悪い傾斜地を等間隔に別れて草刈に汗を流していました。参加者全員事故もなく無事に草刈を終えました。

廃プラ56t回収

町農政グループ・JA青年部・JAが協力して平成29年度第1回目の「廃プラ回収」が7月5日活汲麦乾工場広場で実施されました。作物を生産するためには様々な資材を使用されており、これらをリサイクルする為の取組として年2回の回収作業が実施されています。回収種類は農薬容器から始まり、肥料袋、サイレージ用フィルム、クロスシート、ハウスビニール、秋の回収にはタイヤ、ゴムなど多種多様な資材が持ち込まれ三者が協力して整理していきます。
 第1回目の今回は町内農業者111戸から持ち込まれた廃プラは56tと多くの量となりました。循環型農業を目指す取り組みとして組合員からは歓迎されており参加者も増加しています。2回目の回収予定は収穫がほぼ終了した11月を予定しております。

第2回ふるさと塾講義開催

JAつべつの第8次農業振興計画及び中期経営計画に基づき、津別町農業担い手となる新規就農者を対象とした「ふるさと塾」の第2回目の講義が7月20日JA本所会議室、現地圃場にて開催されました。
第2回目の講義は馬鈴薯と玉葱の2品目。講師は普及センター布目主査、今野専門普及員が務め基礎知識から生育過程、栽培管理等の講義を塾生は全員真剣に聴いて学んでいました。また、圃場での栽培技術研修では仲田幸司農業士の馬鈴薯圃場、矢作芳信指導農業士の玉葱圃場にて普及センターによる講義も行いました。 次回は甜菜、豆類を対象にたした講義を8月23日を予定しております。

2017年7月20日木曜日

農業者と漁協者の連携で植樹活動

だいちとうみの会地区主催による「大地と海をつなぐ植樹」が6月20日、網走川最上地区河川敷で関係者130人が集まり390本の植樹を行いました。会を代表して新谷哲章幹事長は、「この植樹は平成元年網走漁協が始め、平成22年から『だいちとうみの会』を立ち上げ、23年からだいちとうみの会が主催して実施するようになり、この活動が流域に定着したことはとてもうれしい」と挨拶。また、地元を代表し挨拶した津別町佐藤多一町長からは、網走川流域の環境を守って行こうと毎年行って今年で7年目となり、関係機関による参加へのお礼と数多くの樹木が植樹されたことへの感謝を述べられた。
 植樹に参加した団体は、網走漁協、西網走漁協、JAつべつ、JAびほろ、JAめまんべつ、JAオホーツク網走、網走市役所、美幌役場、津別役場、大空町役場、網走建設管理部、網走開発建設部、網走森林組合、各JA女性部・青年部など130名が参加して、ハルニレ、ヤチダモ、ケヤキハンノキ、カツラ等を植樹。交流会は会場を移動してJA倉庫において、網走産のカニを全員で味わい漁業と農業の交流を深めました。

中学2年生総合学習

津別中学校(垣内孝仁校長)2年生を対象に総合学習として、JAつべつからの申し出で始まった「農業体験学習」は今年も開始されました。今年のカリキュラムは座学と実習合せて延42時間mの計画で実施されます。
 6月9日、2年生29名を合同教室に集まり「津別町農業の実態と課題」と題して有岡敏也営農支援室長が先生となり2時間の授業を行いました。授業の内容は「JAとはどのようなものか?」「株式会社との違い」から始まり「津別町の農業の実態」や「TPPと暮らしへの影響」などの農業を取り巻く状況を説明。また、JAバンクDVD教材「農業とわたしたちのくらし」を鑑賞し農業が自分生活に身近な産業である事を説明しました。
 今後、生徒たちは5班に分かれてグループを作り、畑作農家4戸、酪農家1戸でそれぞれ3日間の農業体験学習を行い、秋には収穫した農産物を使って「料理実習」と総合学習報告会として「津別農業の課題解決策」の発表が予定されています

ふるさと塾 開校式

JAつべつの第8次農業振興計画及び中期経営計画に基づき、津別町農業の担い手となる新規就農者を対象とした2年間の「ふるさと塾」が6月19日スタートしました。今回の入塾者については第2期生となり、新たな試みで女性農業従事者の入塾、農業の基礎的な知識・技術を学んでいく取組を実施。
塾長である山下組合長からは「津別町の農業を担っていただく若い皆様には『農協』という組織に共に生きて、地域の活性化を図り発展させていく大きな役割を担っていただく事を期待したい。基礎になるのは困ったとき苦しいとき支え合うのは仲間です。その仲間づくりをこの塾で作り上げ、将来地域や農協を支える人となって頂きたい」と激励しました。
今年度の入塾生は新規就農者、法人構成員、女性農業従事者、日甜職員、役場農政担当職員、JA職員も加わり16名。初回となる講義は「小麦の生育過程と栽培技術」について普及センター今野専門普及員が務め、「JAつべつの歴史、農協改革とJAの役割」を有岡営農支援室長が講義を行いました。
 また、圃場での栽培技術講義では下川貴弘指導農業士の小麦圃場にて普及センターによる小麦の育成過程や茎数の計算方法等を実際に麦に触れ研修を行いました。
 研修の他にも入塾にあたっての目標や実現していきたいことなど皆で話し合うワークショップを行いました。

軽トラ市開始

さんさん館前広場で6月8日から今年も軽トラ市が始まりました。朝6時軽トラの周りにはお客さんが早くも集まり花の苗・野菜の苗を品定め。お客さんからは「スーパー販売価格より割安で販売されているし何より地元の農家さんが作ったものは安心です」と話していました。
 軽トラ市は毎週火曜日と土曜日6時~7時、10月上旬まで開かれます。
 七夕まつりと産業まつりにも出店を予定しております。

JAつべつ青年部

緑が濃くなるにつれて道路のわきの雑草も大きく伸びてきくるこの季節。JAつべつ青年部(金一善紀部長)は、6月5日町の要請を受けて町内の清掃活動を行いました。実施場所は丸玉産業周辺、豊永のラクビー場奥の農道の草刈を実施しました。この日の午後から集まったのは部員24名、先週まで雨と低温が続き、足場の悪い傾斜地を等間隔に別れて草刈に汗を流していました。
 農作業の合間をぬって恒例となりました親睦ソフトボール大会が町営球場で部員23名JA職員4名が参加して6月27日開催されました。
 体を動かした後は、21世紀の森で焼肉を行いました。こちらもソフトボール以上に盛り上がり職員、部員共に親睦を深めていました。

刈払機作業者の安全衛生教育講習会開催

平成29年6月2日、JA事務所3階会議室において、刈払機取扱い作業者の安全衛生教育講習会を開催しました。
 労働安全衛生法では、刈払機を操作する際の資格として「事業者が労働者に刈払機を使用させる際には、刈払機取扱い作業者の安全衛生教育を受講させること」と規定されていることから、JAつべつが津別町広域協定運営委員会の協力を頂き、林業・木材製造業 労災防止協会 北海道北見分会 事務局長 有光孝義講師を招き、講習を実施いたしました。協会の長年にわたって培ってきたノウハウをベースにしたテキストを用いて、飛散防護カバーを外したままで刈払作業を行ない、事故を招く原因となっていることなど具体的な事故事例の説明を交え、刈払機の安全な使用方法や労働衛生安全法の学習を学科5時間、実技1時間の6時間に及ぶ講習を行いました。
 今回の講習には組合員・法人関係者・JA職員など37名が参加され、講習を修了した受講者へは顔写真入りの修了証が後日交付されます。

2017年6月23日金曜日

革新的技術開発・甜菜実証試験圃移植実施

平成29年度計画にある甜菜移植機、自走式収穫機における実証試験である革新的技術開発の試みである甜菜実証試験圃の移植を4月24日より実施しました。
 実証には各関係機関も出席し、予定面積21.88haの移植を5月8日に終了しました。
 植付にはGPS(トプコン)を搭載したトラクターに半自動6畦狭移植機を使用し、GPSガイダンスシステムによる自動操舵での移植実証を行いました。
 今秋の収穫にはドイツ製高効率自走式6畦狭畦収穫機(ホルマー社テラドス)での実証試験を予定しています。

柏葉牧場 グランドチャンピオン受賞

北見地方ホルスタイン改良同志会主催による2017北見ブラック&ホワイトショウが5月13日(土)訓子府町北見管内畜産総合施設で開催され、津別から参加した豊永柏葉牧場(柏葉俊)所有オークリーフスパークリングアピールが管内の強豪を押さえ総合優勝に輝きました。
10部(3歳経産)でインターミディエイトチャンピオンとなり、更に総合で全参加頭数68頭のグランドチャンピオンに選ばれました。

津別高校出前授業 ジャガイモ植付に奮闘


津別高校では、10年ほど前から「総合的な学習の時間」を利用して農業体験学習を実施しており、5月23日津別町達美(農)たつみの畑において1年生32名がジャガイモ植付体験を行いました。
津別高校では「地域の産業や農業に目を向け、そこで実践されている豊富な技術を生徒に体験させることは視野を広げる」総合的な学習に力を入れております。
 50mの畑に2本畦が切られた圃場に種芋の男爵が用意され「5cmの深さに30cm間隔で植えて、上から踏みつけ土をかけて下さいと(農)たつみ白木嗣教さんの指導を頂きながら生徒の皆さんは元気よく作業を行いました。

2017年5月18日木曜日

第85回 通常総会開催



第85回通常総会が4月14日、津別町町民会館において本人出席、委任状、書面議決含め174名の正組合員と来賓15名が参加して開催されました。
 総会に先立ち新規就農者4名の紹介が行われ、未来の津別農業を担う若者にJA北海道5連とJAから激励状と苗木、農業月刊誌1年分など将来の活躍に期待が込められ記念品が贈られました。
 来賓の挨拶は、津別町竹俣信行副町長、JA北海道信連北見支所瀬戸良憲支所長よりそれぞれご祝辞を頂きました。
 総会ではJA綱領を参加者全員で朗唱したのち、総会議長団には双葉竹原俊博氏、大昭迫田浩司氏がそれぞれ選出され、議案第1号から議案第10号まで全て可決されました。また、JA青年部金一善紀部長より「JA北海道大会決議事項の着実な実践に関する特別決議(案)」が読み上げられ全員一致で採択されました。

農作業安全講習会 30名参加

農作業事故「ゼロ」を目指して4月12日、JAつべつでは農作業事故を防ごうと本年第1回目となる「農作業安全講習会」をJA会議室において組合員、ホクレン本所、農研機構、北海道安全運動推進部、普及センター、サークル機工、日農機など関係者30名が参集して開催しました。
 講師にはホクレン本所農業機械課馬渕彰司氏、「公道での事故対策及び応急処置、熱中症対策」について、農研機構より志藤博克室長、「農作業における安全管理と改善方策」について講演して頂きました。

津別町法人会総会開催


新規就農者や担い手の育成と法人志向農家へ情報提供を目的に設立された津別町農業法人会(竹原俊博会長)は3月31日会員と来賓23名が参加してJA会議室において定期総会が開催されました。
法人会も今年で5年目を向かえる節目の年となり、これからの法人の在り方、方向性等について、また国際社会の戦略に合わせて津別町産の農産物を活用とした新商品開発についてなど多く意見交換が行われました。
 総会は議案全役員留任として全て承認されました。

第22回津別町農業新規参入者受入協議機会総会開催



津別町農業新規参入者受入協議会(川瀬伸一会長)は3月31日JA会議室において会員、普及センターが参加して定期総会を開催しました。
 この会は町内での農業体験や農村生活体験を通じて農業への理解や担い手となる後継者と交流を深めてもらい将来、津別農業を担う新規参入者に育てていく事を目的としています。昨年は、新規参入者は無かったものの酪農学園大学、農業大学校生徒を延べ1ヶ月にわたる受入や札幌で開催された「新農業人フェア」に参加し新規就農者勧誘活動を行いました。新年度に向けて募集活動や新規参入者の確保を目標に体制を強化していく事を確認しました。

2017年4月22日土曜日

北海道農協功労者表彰


 3月14日山下邦昭組合長は、中央会総会の席上平成29年度農協功労者として表彰されました。農協功労者表彰とは多年にわたり、献身的な努力によって組合の発展に尽力し、他の模範となるべき功績のあったものに贈られるものです。
 山下邦昭組合長は平成2年津別町農業協同組合監事に就任し、平成8年からは職務代行理事として、さらに平成20年から現在まで代表理事組合長として歴任、北海道本部農協畑作青果対策委員、オホーツク農協畑作青果対策副委員長、オホーツク農協組合長理事、北見農協連理事とに地域農業の振興に大いに寄与されたものです。

年金推進優績店舗表彰


平成28年度のJAバンクオホーツク管内の統一的取組として実施された、「年金推進強化プロジェクト」”Oh年金ネクストの「年金推進優績店舗表彰」をJA北海道信連北見支所 瀬戸支所長より贈呈されました
 管内34店舗を2つのグループに分け、各店舗の年間を通じた推進意欲の維持・向上を図る観点から「新規獲得率」を基準としたコンテストが実施され、JAつべつは、グループAの第3位を受賞いたしました。貯金共済課の年間を通じた行動計画と渉外活動の実践が実を結び、渉外の中心として活躍した川瀬係長が代表し賞状と記念品を受け取りました。
 年金推進においては年金友の会の活動を軸として、町民から親しまれ評価される金融機関を引き続き目指してまいります。

認定こども園給食へプレゼント


津別町酪農振興会(大矢根督会長)は津別町で生産された食材を地元の子どもたち食べてもらいたいと地産地消、食育活動の一環として3月8日認定こども園を訪問し「牛と共に生きる放牧酪農家の牛乳(1ℓ×15)」を贈呈しました。
長政久仁子園長は津別で生産された牛乳を子どもたちへ味わってもらって、津別町の農業への関心をもつきっかけにしていきたいと」感謝を述べて頂きました。

JAバンク発 「農業とわたしたちのくらし」教材本贈呈


平成29年度JAバンク食農教育応援事業の補助教材「農業とわたしたちのくらし」とDVDを3月21日山下組合長が宮管玲教育長を訪問し贈られました。
 この教材は小学校高学年を対象に作られDVDの説明も加わり日本の農業が分かり易く作られています。宮管教育長は「津別町の農業に触れる学習を行っている中でこの教材は、子供達や先生達にとっても大変ありがたいものです。これからも農業の大切さを学ぶ学習に力を入れていきたい」と感謝を述べられていました。

2017年3月15日水曜日

平成28年度「年金推進優績店舗表彰」グループAの部 「第3位」を受賞


平成28年度のJAバンクオホーツク管内の統一的取組として実施された、「年金推進強化プロジェクト」”Oh年金ネクスト”の「年金推進優績店舗表彰」をJA北海道信連北見支所 瀬戸支所長より贈呈されました。
 これは、年金口座の獲得を管内の重点項目と位置づけ、踏み込んだ取り組みを実践することとし、人材育成・推進体制等の基盤を固め、活推進動の実効性を高めるために8つのプログラムを通じ口座数の増強を図ることを目的として実施された中の1つのプログラムとなっております。
管内34店舗を2つのグループに分け、各店舗の年間を通じた推進意欲の維持・向上を図る観点から「新規獲得率」を基準としたコンテストが実施され、JAつべつは、グループAの第3位を受賞いたしました。
貯金共済課の年間を通じた行動計画と渉外活動の実践が実を結び、渉外の中心として活躍した川瀬係長が代表し賞状と記念品を受け取りました。
年金推進においては年金友の会の活動を軸として、町民から親しまれ評価される金融機関を引き続き目指してまいります。

2017年3月1日水曜日

農業と漁業連携 玉葱・馬鈴薯購入で 「オホーツク流氷プレゼント」に多数応募


JAつべつと東都生協では今年も2016年産玉葱・馬鈴薯購入者に「オホーツク流氷プレゼント」企画を行っており、このほどJAつべつべで抽選会を行い厳正な抽選の結果応募総数300名の中から玉葱・馬鈴薯各それぞれ15名、合計30名に流氷が贈られました。

この企画は、漁業者と農業者の網走川流域を中心に交流が始まった事を機会に、2015年漁業者から網走川流域の自然を守り流域の環境負荷低減に努める農業者に対し漁師さんからの「応援証」を送る事業が始まり、初年度オーガニック牛乳を生産する津別町有機酪農研究会と野菜を中心に耕作する津別町特別栽培農産物協議会が受賞しました。

受賞を受けた農家が中心となり、特別栽培された玉葱と馬鈴薯に漁業者の「応援証」シールを張って東都生協キャンペーンとして販売。

さらに購入者プレゼントとして昨年から「オホーツク流氷プレゼント」を企画。網走漁業協同組合の協力を頂き、漂着した流氷200kgを回収し、2月24日網走漁協吉田裕次参事より特栽協議会石川剛会長が引き渡しを受け、28日には山下邦昭組合長と石川剛会長が厳正な抽選を行い、当選者に発泡スチロールに入れられた流氷が当選者に贈られました。


2017年2月28日火曜日

農業者と漁業者手を組み 農地崩落対策プロジェクトチーム結成へ始動

近年、自然災害が本道を襲い大きな被害をもたらしています。オホーツク管内でもここ12年の間に11回大きな農地崩落が起きており、被害農家は農地の流失に始まり、その土砂は網走川流域の河川から流れ込み漁業にも大きな被害をもたらしています。

2011年漁業者の呼びかけから始まった運動は、農業者と漁業者が「網走川流域農業・漁業連携推進協議会」を設立して、農業者と漁業者の持続的発展に向けた「共同宣言」を行いました。更に2015年には網走川流域、一市三町の農協と漁協、行政を含めた「網走川流域の会」を発足させてきました。

2月24日「農地崩落対策プロジェクトチーム結成」へ参加したのは、「網走川流域の会」に参加する網走漁協・西網走漁協とJAつべつ・JAびほろ・JAめまんべつ・JAオホーツク網走、JA中央会北見支所、北海道ぎょれん。オブザーバーとしてオホーツク総合振興局、網走市、大空町、美幌町、津別町。



結成の目的は、降雨の起因する農地の崩落により土砂が河川や湖沼へ流入し漁業への被害が発生している事。農地崩落の復旧には膨大な費用が発生するが、農業者個々には対応する事が非常に困難な状況となっています。農地災害復旧事業の制度自体は存在するものの、その要件に合致しない事例も多くあり対策が充分に講じられていない事態となっている。現状の対応は、市町村独自の予算で行っており根本的な解決には程遠い状況が続いており、結果的に耕作放棄されている実情となっており、放置する事で更に被害の発生が予想されている。

プロジェクトチーム当面の取組は、農業者と漁業者が認識を共有する為に、網走川流域の崩落現場視察を合同で行い、実態の把握を進め、改修における具体的な方法を行政と連携して検討し、関係先に対する要請活動などを行うこととした。プロジェクトの座長として新谷哲章(網走漁協理事)有岡敏也(JAつべつ)を選出した。

2017年2月15日水曜日

ふるさと塾閉校式 農業担い手に期待

就農して3年以内の若い生産者を対象に開校した「ふるさと塾」は、このほど2年間のカリキュラムが終了し、関係者が集まり閉校式が2月15日JA会議室で行われました。


この塾は、2014年JAつべつが町や普及センターと農業士会の協力を元に基礎的な農業経営や栽培技術を習得してもらい、若者の人材育成することを目的に研修計画が作られました。

受講したのは、農業後継者、農業法人職員、JA職員、役場農政職員など16名。栽培管理技術や生育診断と農薬使用方法、酪農畜産技術、土づくりなど生産に係る講義を実践的指導が実施されました。

また、中央会やホクレンからは「JAグループの役割・共計の仕組・流通実態・販売戦略」など講義を受ける他、北大での講義含め延べ13日間実施された。閉校にあたり塾長山下組合長からは、指導に当たられた関係機関にお礼を述べると共に、2年間の研修を通じて得た知識や仲間作りを元に、将来を担う経営者となる事に期待したいと激励の式辞を述べた。