2022年7月28日木曜日

北海道大学 東山教授による農業と食料に関する講演会が開催されました

ロシアが2月24日にウクライナへ侵攻を開始した以降、世界各国の農産物や穀物相場の取引価格が急上昇し、輸出市場に影響を与えた事で世界的に「過去に例を見ない価格高騰」が大きな危機となっております。多品種に及ぶ価格高騰の影響は、輸入依存となっている私たち日本にも大きな打撃をもたらしています。一つ目は食べるための「食品価格の値上」、二つ目は食料を作るための原点である「肥料や飼料の高騰」、3つ目は作った物を輸送するための「原油価格の高騰」など新型コロナウイルスの影響と同じくらい、日本経済の根幹を揺るがす大きな問題となっています。このような状況から、北海道大学 東山教授が食料や肥料危機など日本農業の在り方と対策も含め「警告」を唱えるべき講演会が開催されました。 
〇開催日時:令和4年6月30日 午後1時30分~午後3時30分 
〇開催場所:JAつべつ 2階 大会議室 
〇講演内容:ウクライナ危機と食料安全保障 
〇講  師:北海道大学 大学院農学研究院 東山 寛 教授※当JA顧問アドバイザー

 ※大変貴重な講演であり、少しでも多くの関係者に見て・聞いて頂きけるように
  道東テレビさんのご協力を頂き、YouTubeで公開していますので是非ご覧ください。
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            https://youtu.be/QfPji-rxtGM

2022年7月12日火曜日

津別中学校 2年生を対象とした農業体験学習を実施しました

津別中学校(仲野寿浩校長)2年生を対象に総合学習として、平成27年よりJAからの申し出で始まった「農業体験学習」が今年も開催されました。 農業体験の事前学習として、2年生21名が視聴覚室に集まり『日本・北海道・津別町農業の実態と課題』と題して、JAつべつ経済部営農課有岡敏也嘱託が講師となり、2時間の授業を行いました。 授業のねらいは、「自分が食べている食料に興味を持ってほしい」「海外の農産物を食べることは、水・空気・土も外国産を食べていることを自覚して欲しい」ということです。 授業では『津別町農業と北海道農業の特徴』から始まり、『JAつべつとJAグループ北海道の役割』『JAの役割』『連合会の役割』、また『北海道550万人と共に創る「力強い農業」と「豊かな魅力ある地域社会」』等について説明しました。今後の日程は、8月下旬に生徒たちがグループに分かれて畑作農家や酪農農家の所へ行き、圃場の草取りや牛舎の清掃等を行う予定です。

JAフレッシュ・ミズ 日帰り研修を実施しました

6月14日(火)フレッシュ・ミズ(金一 和美部長)会員9名が参加し、網走市「流氷硝子館」でガラス制作体験を行いました。吹きガラス体験、アクセサリー組立て体験、サンドブラスト体験の3つから選択して、それぞれに分かれて作品を作りました。吹きガラス体験をした会員は、ゆがんだりすることなく綺麗な形に出来上っがていました。昼食後は、久しぶりの活動で会話が弾み交流も図れました。

網走川流域の農業と漁業が共に協力し持続的発展を目指す活動が行われました

◎大地と海をつなぐ植樹が実施されました
6月21日(火)、だいちとうみの会地区開催による「大地と海をつなぐ植樹」が網走川最上地区河川敷で関係者136人が集まり400本の植樹を行いました。会を代表して新谷哲也会長は「植樹を始めて33年。木が育つように網走川流域の自然環境を守る人の輪が広がっている」と挨拶されました。地元を代表して津別町佐藤多一町長からは「皆さんの志によって今年も大勢の方に参加していただけた」と感謝を述べたました。植樹の目的は、自然環境の保全と回復に努め、豊かな自然を未来に残すことの大切さと海の大地に関わる産業の共存と共生であります。この取組は、網走漁協が平成元年に始め、平成22年に同協議会を立ち上げ、平成23年から実施しており、今年は広葉樹400本(ヤチダモ100本、カツラ100本、ハルニレ100本、ケヤマハンノキ100本)を植樹致しました。

 ◎網走川流域一斉清掃事業を実施しました
6月26日(日)網走川流域が育む独自の文化や風土、そして豊かな海と大地の恵みを次世代に引き継ぐ事を目的に網走川流域の会主催のもと、津別地区は午前9時から達美つり橋付近の網走川沿いを一般参加者と津別町役場職員・JAつべつ職員の合計30名の参加で快晴の中清掃活動を行い、約1時間の清掃活動で約50㎏のゴミを収集し終了しました。尚、この取組は網走川が流れる1市3町のあわせて15か所で住民およそ330人が参加致しました。

各意見交換会が実施されました

◎高橋文明北海道議会議員との意見交換会を開催しました
6月1日(水)JA会議室にて、北海道議会議員である高橋文明道議を招き、第1部は新規参入者(金子知央組合員・小野塚一郎組合員)や新規就農者(中山和彦組合員、鈴木健二組合員、十河孝文組合員)と、第2部はつべつTAKEACTIONミーティング(谷智博マネージャー)役員6名と意見交換会を行いました。 意見要望として、新規参入・新規就農の課題は多額の事業費である為、町の経営自立補助金の増額や津別町の人口減により教育・福祉等も含め次世代がこの町に根付く環境整備が必要である等の要望が出されました。 TAKEACTIONミーティングからは、提言書を説明し、諸問題や課題に対して理解と協力を求めた他に、肥料農薬・資材・燃料高騰に伴う対策、輪作体系に必要な甜菜について生産者が安心して営農活動が出来るよう対策を要望、また指導体制が希薄化していることから普及センター職員の増員等の要望が出されました。 高橋道議からは、貴重なご意見とご要望をしっかり受け止め、地域の実情を道農政部へ伝えたいと述べられました。 

 ◎津別町建設業協会との意見交換会を開催しました
6月17日(金)役員会議室にて、津別町建設業協会との意見交換会を行いました。出席者は、清水靖則会長(清水建設)、寺田常務(津別建設)、浅野社長(津別トラック)べんど社長(べんど建設)、港常務(国安産業)と当JAからは佐野組合長、安部職代、岡本常務、稲部部長、中西部長、久保部長の計11名が出席致しました。 清水会長より「意見交換の貴重な機会を与えて頂き感謝申し上げます。農業と土木の共通点は土を生業とする業界であり、今後のご支援とご協力の始まりとなればと考えております」と挨拶がありました。内容は、鹿防護柵設置事業や次期道営畑総事業、畑地かんがい事業、労働力需給調整等について今後の取組に向けた前向きな意見交換を行いました。

第24回JAつべつ杯ゴルフコンペが開催されました

6月4日(土)ノーザンアークゴルフクラブ(北見市端野町)にて『第24回JAつべつ杯ゴルフコンペ』を各関係機関並びに取引先、組合員、一般町民の40名参加のもと開催しました。当日の天候は曇天、気温低下により絶好のゴルフ日和とはなりませんでしたが、開会式に続き、佐野組合長・鹿中津別町議会議長・新谷網走漁協組合長による始球式を行い、参加者は10組に分かれ日頃の練習の成果を発揮し、参加者相互の親睦を図りました。また、開催にあたり各関係機関並びに取引先に於かれましては、沢山の御協賛を頂き盛会に終了しました。

 <大会結果>
優 勝 石井 純 
準優勝 深田 知明 
1 位 吉田 裕次(網走漁業協同組合常務理事)
2 位 泉 貴宏 
3 位 新谷 哲也(網走漁業協同組合長) 
4 位 糀谷 勝広(クレードル食品㈱副社長) 
5 位 酒井 精一(株式会社山上木工)

令和4年度 農水省ファームステイ事業が行われました

6月20日(月)から3日間、JAつべつ青年部(十河 孝文部長)とJAめまんべつ青年部(渡辺 将太部長)との合同で令和4年度農水省ファームステイ受入事業を行いました。受入農林水産省職員は3名であり、研修内容は初日津別農業体験として、(有)すばるで小麦圃場視察を行い、2日目は女満別農業体験として、午前中新規就農の実例と圃場視察、ドローン操縦体験等を行い、午後からは津別町に戻り㈱E・H・Fにて施設見学を行いました。北見農業会館では、オホーツク農協青年部協議会(金一 善紀部長)役員5名の他、JAしれとこ斜里・JA清里町・JAこしみず・JAオホーツクあばしり・JAめまんべつ・JAつべつの青年部役員も含め合計24名で合同意見交換会を行いました。最終日は、オホーツクビーンズファクトリーにて施設見学を行い受入事業は終了した無事終了致しました。 

❒農林水産省ファームステイ事業受入職員 
〇農林水産省大臣官房環境バイオマス政策課 企画専門職 山本 将平 氏 
〇農林水産省農村振興局整備部水資源課 水利施設強靭化班利用推進係長 増田 重明 氏
〇農林水産省穀物課豆類班 大豆係長 向坂 悠希 氏

津別高等学校 3年生による職場体験実習が行われました

津別高校(高倉友恵校長)では令和元年度より、地域を知り課題解決能力を育むための探求授業「つべつ学」を実施しており、今年度は3年生が津別町の産業(ビジネス)の今と昔について探求を行い、その一環として職場実習・職場見学を実施致しました。6月22日(水)3年生の小野寺俊太さんと新谷春陽さんが、当JAの企業説明と業務体験をしました。内容は、「JAの事業紹介」説明やJA施設(小麦調整乾燥工場・堆肥センター・子会社)見学、給油所体験、圃場巡回による生育調査の説明を受けました。2人とも将来は農家を継ぎたいと考えており、高校卒業後は本別町の農業大学校に進学する予定です。新規就農の際は、JAで開校している「ふるさと塾」でまた会えることを楽しみにしております。

「スマート農業技術の開発・実証プロジェクト」に関する記者説明会を開催しました

6月8日(水)JA会議室にて「スマート農業の開発・実証プロジェクト」の説明と実験公開を行いました。参加者は、メディアからは北海道新聞・読売新聞、NTT北見放送局、日本農業新聞,、道東テレビ、東亜リサーチ、北海道建設新聞、その他からは北海道農政事務所、津別町役場、日本甜菜製糖、津別スマート農業研究会が参加致しました。 実証実験内容は、①スマートトラクターシステムを用いた傾斜地での移植・除草作業自動(北見工業大学技術開発)化②ドローンおよびトラクター撮影画像を用いた画像認識によるてん菜褐斑病の病害虫検知(NTT 技術開発)③振動センサー付き端末を用いた鳥獣害対策(NTT技術開発)で、スマート農業実証プロジェクトの概要をJAつべつ経済部営農課有岡敏也嘱託が説明し、①については北見工業大学楊亮亮准教授が説明、②はドコモ5G・IoTビジネス部山田和宏部長、③はドコモ東北支社法人営業部後藤知之主査がそれぞれを説明致しました。 次に場所を移動して岩富地区の(有)矢作農場の圃場にて、5Gを利用したスマートトラクターによる有機玉葱畑での自動除草作業を実験公開し、トラクターは作物を傷つけずに雑草を取り除のく事が出来る事で約50%の作業省力化を目指します。 また。木樋地区では(有)木樋桃源ファームの圃場で、ドローンとトラクターを利用したてん菜の病害虫検知の実演デモンストレーションを行いました。畑にドローンを飛ばして上空から撮影し、画像分析して病気の発生場所をパソコン上に表示し作物の病害を検知するシステムの実証実験で、従来の農薬全面散布に対し、病害発生箇所を特定して部分散布が可能となり農薬コスト15%削減を目指します。 鳥獣害対策は、(有)木樋桃源ファーム圃場の罠設置場所に移動し、GPSわな監視装置「kaggata」、わな検知クラウドを視察しました。GPSを使った振動探知機とセンサー付きカメラに鹿や熊がかかった際に自動的に撮影され捕獲通知が来る仕組みとなっており、その通知を受けて現地に行けば良く見回り作業が削減出来る事で、被害額20%減少・労働力50%削減を目指します。 有岡嘱託は「生産者の所得が増えないと、この実証を導入するに至らない。最終的には10%所得向上することによって他の生産者、他の地区にも推進する事が出来る」と実証実験での手ごたえを感じており、今年1年実証実験を行って課題を検証し導入実現に向けて進めて行く計画となっております。

JAつべつ青年部の各種取組活動が実施されました

◎「アソビバ!つべつ」でJAつべつ青年部がかかし作りと生育観察を行いました
6月11日(土)2回目の活動計画として「かかし作りと生育観察」を行いました。最初に中央公民館に集まって、JAつべつ青年部 十河孝文部長の説明を聞いてから「かかし作り」に取り掛かりました。新聞紙を丸めて大きなビニール袋に入れ頭を形どりかかしを完成させた後、先月植付体験をした(有)だいち裏の青年部畑に移動して、子供たちみんなで「かかし」を立てました。次に生育観察を行いました。植付後3週間経過した田んぼのイネの生育観察は、青年部の岡本卓也お兄さんの周りを囲んで説明を聞きました。畑に植えた南瓜やサツマイモは、低温と雨の日が続き日照不足で成長が遅れ気味ですが、「早く大きくなぁ~れ」と願いを込めながら生育観察をしました。当日は、先月に引続き天候に恵まれ、青年部員6名と子供たち22名の参加で楽しい時間を過ごしました。次回の予定は、7月に草取りと生育観察を行う予定です。

  ◎JAつべつ青年部 町内草刈活動を実施しました
JAつべつ青年部は、6月7日(火)と6月28日(火)の2日間で町内清掃活動の一環として津別町の要請を受けて草刈を行いました。7日は豊永ラグビー場の周辺、28日は丸玉産業周辺と豊永公園周辺を、足場の悪い傾斜地等を等間隔に分かれて手際良く作業を行いました。今後の予定として廃プラ回収作業を実施する予定です。 

 ◎JAつべつ青年部 夏季スポーツ交流会を開催しました
6月17日(金)共和野球場にてJAつべつ青年部は、農作業の合間をぬって3年ぶりに親睦ソフトボール大会を開催し、部員26名とJA職員4名がスポーツを通じ交流を深めました。 終了後は、21世紀の森で焼き肉を行いました。こちらもソフトボール以上に盛り上がり親睦を深めることが出来ました。

津別町乳質改善協議会によるミルカ―点検を実施しました

津別町乳質改善協議会(中田 晃一朗会長)では、牛乳の品質改善と牛の健康管理を目的としてミルカ―点検を実施しております。 今年度は、6月8日から3日間の日程で実施し、松原光則専門点検員・役場・美幌地区農業改良普及センター・JA職員が同行し、ミルカ―に不具合がないか等の各項目を点検致しました。 不具合による牛への負担を軽減する指導を行うことにより、良質な美味しい牛乳が皆様に届けられます。写真は、株式会社あぐり東岡牧場の点検風景です。

恩根地区(重点)青空講習会とスペースアグリ研修会を開催しました

6月1日(水)網走農業改良普及センター美幌支所(遠藤 良恵支所長)の普及員を講師に招き、恩根地区(重点)の圃場にて生産者10名参加のもと、玉葱と秋まき小麦の青空講習会を開催しました。玉葱は中野専門普及員が講師となり、今後の栽培の注意点や除草剤の使用、各病害虫の特徴や使用薬剤の効果と注意点等の説明がありました。また、秋まき小麦は荒木係長が講師となり、「きたほなみ」の品種特性を理解する事により多収栽培方法の実践等の説明を受けました。 6月21日(火)には、JA会議室にてスペースアグリ㈱瀬下隆社長を講師に迎えて、恩根地区(重点)の生産者3名が参加して、スペースアグリサービスの活用及び操作方法を学習しました。

2022年7月2日土曜日

「 みんなで 国消 こくしょう 国産 こくさん クッキング 」キャンペーン がスタート!

全国農業協同組合中央会では、子育て世代女性層に対し、WEB・SNS等を活用した企画を実施いたします。
 【施策のポイント】 7月1日~8月31日の間、「国消国産」の意義等をわかりやすく情報発信するとともに、国産食材を使った料理の実践や国産農畜産物の購買など行動変容を促すことを目的に、WEBやSNS等を活用したキャンペーン等を展開します。
 国産農畜産物の魅力とおいしさを届けるJAグループは、このたび 、子育てママにうれしい「みんなで#国消国産クッキング 」キャンペーンを実施し ます。 
料理研究家のコウケンテツ氏の協力のもと、まずは、7月1日に特設サイトを開設し、同氏がオリジナルで考案した最近の食トレンドをふまえたレシピや栄養価が高く時短のお弁当レシピなどの紹介、同氏によるクッキング動画配信のほか、レシピに使用した和牛やお米、果物 といった 国産食材や JAタウンで使えるギフトクーポンが当たるキャンペーンを展開します。
このキャンペーンでは、JAグループサポーターの林修 氏 が、JAグループが提唱する「国消国産」(国民が必要とし消費する食料は、できるだけその国で生産するという考え方)の考えやその実践ポイントなどを分かりやすく紹介します。
 多くの方に「国消国産」について知っていただき、 国産食材を使ったレシピ料理などを手軽に楽しみながら、おうちで「国消国産」を実践していただきたいと考えています。 
 みなさん、この機会を利用して「食」を切り口に、食の重要性と情報発信を行いましょう!   
〇キャンペーン期間:令和4年7月1日~8月31日迄
 〔 リンク先URL:https://kokusyokokusan-cooking.jp/ 〕又は 当JAHPの下段のバナーをクリックしてね!