2017年7月20日木曜日

農業者と漁協者の連携で植樹活動

だいちとうみの会地区主催による「大地と海をつなぐ植樹」が6月20日、網走川最上地区河川敷で関係者130人が集まり390本の植樹を行いました。会を代表して新谷哲章幹事長は、「この植樹は平成元年網走漁協が始め、平成22年から『だいちとうみの会』を立ち上げ、23年からだいちとうみの会が主催して実施するようになり、この活動が流域に定着したことはとてもうれしい」と挨拶。また、地元を代表し挨拶した津別町佐藤多一町長からは、網走川流域の環境を守って行こうと毎年行って今年で7年目となり、関係機関による参加へのお礼と数多くの樹木が植樹されたことへの感謝を述べられた。
 植樹に参加した団体は、網走漁協、西網走漁協、JAつべつ、JAびほろ、JAめまんべつ、JAオホーツク網走、網走市役所、美幌役場、津別役場、大空町役場、網走建設管理部、網走開発建設部、網走森林組合、各JA女性部・青年部など130名が参加して、ハルニレ、ヤチダモ、ケヤキハンノキ、カツラ等を植樹。交流会は会場を移動してJA倉庫において、網走産のカニを全員で味わい漁業と農業の交流を深めました。

中学2年生総合学習

津別中学校(垣内孝仁校長)2年生を対象に総合学習として、JAつべつからの申し出で始まった「農業体験学習」は今年も開始されました。今年のカリキュラムは座学と実習合せて延42時間mの計画で実施されます。
 6月9日、2年生29名を合同教室に集まり「津別町農業の実態と課題」と題して有岡敏也営農支援室長が先生となり2時間の授業を行いました。授業の内容は「JAとはどのようなものか?」「株式会社との違い」から始まり「津別町の農業の実態」や「TPPと暮らしへの影響」などの農業を取り巻く状況を説明。また、JAバンクDVD教材「農業とわたしたちのくらし」を鑑賞し農業が自分生活に身近な産業である事を説明しました。
 今後、生徒たちは5班に分かれてグループを作り、畑作農家4戸、酪農家1戸でそれぞれ3日間の農業体験学習を行い、秋には収穫した農産物を使って「料理実習」と総合学習報告会として「津別農業の課題解決策」の発表が予定されています

ふるさと塾 開校式

JAつべつの第8次農業振興計画及び中期経営計画に基づき、津別町農業の担い手となる新規就農者を対象とした2年間の「ふるさと塾」が6月19日スタートしました。今回の入塾者については第2期生となり、新たな試みで女性農業従事者の入塾、農業の基礎的な知識・技術を学んでいく取組を実施。
塾長である山下組合長からは「津別町の農業を担っていただく若い皆様には『農協』という組織に共に生きて、地域の活性化を図り発展させていく大きな役割を担っていただく事を期待したい。基礎になるのは困ったとき苦しいとき支え合うのは仲間です。その仲間づくりをこの塾で作り上げ、将来地域や農協を支える人となって頂きたい」と激励しました。
今年度の入塾生は新規就農者、法人構成員、女性農業従事者、日甜職員、役場農政担当職員、JA職員も加わり16名。初回となる講義は「小麦の生育過程と栽培技術」について普及センター今野専門普及員が務め、「JAつべつの歴史、農協改革とJAの役割」を有岡営農支援室長が講義を行いました。
 また、圃場での栽培技術講義では下川貴弘指導農業士の小麦圃場にて普及センターによる小麦の育成過程や茎数の計算方法等を実際に麦に触れ研修を行いました。
 研修の他にも入塾にあたっての目標や実現していきたいことなど皆で話し合うワークショップを行いました。

軽トラ市開始

さんさん館前広場で6月8日から今年も軽トラ市が始まりました。朝6時軽トラの周りにはお客さんが早くも集まり花の苗・野菜の苗を品定め。お客さんからは「スーパー販売価格より割安で販売されているし何より地元の農家さんが作ったものは安心です」と話していました。
 軽トラ市は毎週火曜日と土曜日6時~7時、10月上旬まで開かれます。
 七夕まつりと産業まつりにも出店を予定しております。

JAつべつ青年部

緑が濃くなるにつれて道路のわきの雑草も大きく伸びてきくるこの季節。JAつべつ青年部(金一善紀部長)は、6月5日町の要請を受けて町内の清掃活動を行いました。実施場所は丸玉産業周辺、豊永のラクビー場奥の農道の草刈を実施しました。この日の午後から集まったのは部員24名、先週まで雨と低温が続き、足場の悪い傾斜地を等間隔に別れて草刈に汗を流していました。
 農作業の合間をぬって恒例となりました親睦ソフトボール大会が町営球場で部員23名JA職員4名が参加して6月27日開催されました。
 体を動かした後は、21世紀の森で焼肉を行いました。こちらもソフトボール以上に盛り上がり職員、部員共に親睦を深めていました。

刈払機作業者の安全衛生教育講習会開催

平成29年6月2日、JA事務所3階会議室において、刈払機取扱い作業者の安全衛生教育講習会を開催しました。
 労働安全衛生法では、刈払機を操作する際の資格として「事業者が労働者に刈払機を使用させる際には、刈払機取扱い作業者の安全衛生教育を受講させること」と規定されていることから、JAつべつが津別町広域協定運営委員会の協力を頂き、林業・木材製造業 労災防止協会 北海道北見分会 事務局長 有光孝義講師を招き、講習を実施いたしました。協会の長年にわたって培ってきたノウハウをベースにしたテキストを用いて、飛散防護カバーを外したままで刈払作業を行ない、事故を招く原因となっていることなど具体的な事故事例の説明を交え、刈払機の安全な使用方法や労働衛生安全法の学習を学科5時間、実技1時間の6時間に及ぶ講習を行いました。
 今回の講習には組合員・法人関係者・JA職員など37名が参加され、講習を修了した受講者へは顔写真入りの修了証が後日交付されます。