JAつべつの第8次農業振興計画及び中期経営計画に基づき、津別町農業の担い手となる新規就農者を対象とした2年間の「ふるさと塾」が6月19日スタートしました。今回の入塾者については第2期生となり、新たな試みで女性農業従事者の入塾、農業の基礎的な知識・技術を学んでいく取組を実施。
塾長である山下組合長からは「津別町の農業を担っていただく若い皆様には『農協』という組織に共に生きて、地域の活性化を図り発展させていく大きな役割を担っていただく事を期待したい。基礎になるのは困ったとき苦しいとき支え合うのは仲間です。その仲間づくりをこの塾で作り上げ、将来地域や農協を支える人となって頂きたい」と激励しました。
今年度の入塾生は新規就農者、法人構成員、女性農業従事者、日甜職員、役場農政担当職員、JA職員も加わり16名。初回となる講義は「小麦の生育過程と栽培技術」について普及センター今野専門普及員が務め、「JAつべつの歴史、農協改革とJAの役割」を有岡営農支援室長が講義を行いました。
また、圃場での栽培技術講義では下川貴弘指導農業士の小麦圃場にて普及センターによる小麦の育成過程や茎数の計算方法等を実際に麦に触れ研修を行いました。
研修の他にも入塾にあたっての目標や実現していきたいことなど皆で話し合うワークショップを行いました。