①オーガニック放牧地における多様な草種
ニュージーランドのオーガニック牧場では、15~20種類程度混合種子を播種し、草地の植生の多様性を高めることで、土地からの栄養吸収効率を高める取組みが進められていました。
②ニュージーランド国内におけるサスティナビリティについての意識の高さ
研修で話を聞いたほぼすべての関係者からサスティナビリティについての言及がありました。特に酪農現場では水資源の保全について強く意識しているように感じました。
③フォンテラと生産者間の連携とプライド
牧場オーナーとファームソースメンバーとの強い信頼関係でした。フォンテラ自体が組合であり組合員からの生乳の購入から製品の製造、販売まで一貫して行っていることから、連帯感がある事はある種当然である。しかしながら、その関係性以上の信頼関係を生み出しているものは、ファームソースメンバーの専門知識に裏付けされた自信と、国の基幹産業を支えているというプライドであると感じました。JAの担当者として同様の業務に携わっている自信を顧み、あるべき姿を改めて考える良い機会となりました。
<参加者 6名>
・津別有機酪農研究会:石川会長 山田副会長
・(株)明治 調達本部:吉武原料購買部長(15日合流) 松尾酪農部課長補佐
・明治飼糧(株):森田北見支店長
・JA:畜産課 中川課長