2024年4月15日月曜日

ふるさと塾にて閉塾式を開催しました

3月21日JA会議室にて入塾者22名のうち11名、普及センター2名、JA4名合計16名出席のもと、令和5年度ふるさと塾閉塾式を行いました。 
受講証明書授与式の後、佐野組合長(塾長)より「農業について親から聞き出すことが大事で、後は自分で勉強して身につけていく。そして、その積み重ねが、しっかりとした農業経営者につながるという事が1つ。2つ目は、経営者感覚を持っていること。農業経営はサラーリーマン感覚では出来ない。いろんな所に行って、いろんな話を聞くのが大事です。3つ目は、協同組合は一人で出来ない事をみんなで成し遂げる相互扶助の精神が1番重要ですので、この塾で学んだ仲間と相談できるような人間関係になってもらいたい。今後40年以上農業に携わってもらえると思っています。社会情勢が変わってもしっかり順応した農業が出来るように、そして津別の農業をしっかり背負っていっていただけると思っておりますので期待しています」と挨拶をいただきました。
 次に来賓の網走農業改良普及センター美幌支所 佐々木支所長よりご祝辞を頂きました。
その後、塾生を代表して田原和哉氏より「自分自身の仕事の都合もあって、ふるさと塾全てのカリキュラムには参加出来ませんでしたが、参加させて頂いた授業の内容は、就農して何もわからない自分にとっては、非常にタメになるものばかりですし、そういった授業を同世代の方と一緒に受ける事で、仲間作りという点においてもすごくありがたかったです。今後津別で就農される方の為にも、ふるさと塾という取り組みは続けて頂きたいなと思います。あっという間に感じていますが、自分は4月で就農して5年目を迎えます。津別町農業の発展に貢献できるように、今後取り組んでいきたいと思います」と修了者代表としての挨拶を頂きました。 
閉塾式の後、普及センター 佐々木支所長を講師に迎え、「磨く、作る、楽しむ」と題して講演会を開催しました。「必ず自分の中で目標を掲げてほしい。自分がレベルアップすると自信を獲得します。皆さんは、地域全体を盛り上げるその中心のメンバー、スタメンなんだよっていう事を自覚して、しっかりこれから頑張っていただきたい。正解は1つではない。時と場合、価値観の三つによって変わります。農業人としての器のでかい懐の深い農業者になってほしいと思ています。その事を祈って贈る言葉とします」と講演頂きました。