2025年8月10日日曜日

「津別町農業法人会」の視察研修を実施しました

7月9日から1泊2日で9名参加のもと、津別町農業法人会(羽田野慎也会長)の視察研修を行いました。1日目は鹿追町の「農事組合法人 笹川北斗農場」にて、人材不足・後継者不在の観点からスマート農業に力を注ぎ2015年から農研機構と協力し、加工キャベツの自動収穫の実証によりる労働力不足対策を進めていました。次に札幌市・北大「東山教授による農業セミナー」にて、農業法人の経営状況を数値で表す視点から、全国的・道内でも農業法人数は増え経営面積も大きくなり税制優遇を受けるため法人化が進められ労働力不足・後継者不在による複数法人化が増えている状況の講義を受けました。
2日目は、江別市の「農業生産法人株式会社輝楽里」にて地域7戸で法人化し20年、多種類の作物を栽培し他業種の経営もしていました。社員には入社2年~3年で役職を付け責任を持たせ創設メンバー以外でも役員候補の育成に力を入れていました。
北海道農業法人協会の会長を当会社の常務が努め、北海道さらには全国の法人協会へ参加し多大な影響を受ける話を聞き、会員は興味を示していました。
2日間を通して、スマート農業の実勢により労働力をカバーし儲かる農業の再構築が進められ先端技術を駆使した栽培管理による農業の必要性を強く感じた意義ある視察研修が出来ました。