式典には、網走網走開発建設部、オホーツク総合振興局の皆様をはじめ、衆議院議員 武部 新氏、川原田 英世氏、北海道議員高橋文明 氏 (秘書代理)、津別町長・町議会議員、事業推進協議会役員、事業関係者などおよそ51名の方々が出席されました。
開会にあたり佐藤町長より、平成27年度の着工以来10年の歳月を経て、総事業174億円の事業費を投入し完了に至った事について、北海道開発局をはじめ関係各位の皆様に感謝を述べ、当時の厳しい採択状況のなか、インパクトのあるPRは無いかと考え、思いついたのが JAつべつ広報誌「北の農職家」に連載された表紙「若い後継者の家族写真」を事業提案書に用い、「次代を担う若い農業者とその家族を前面に押し出しました」と事業への熱い想いを語られました。次に、衆議院議員 武部 新氏、河原田 英世氏ほか来賓の方々より祝辞を戴き、網走開発建設部 北見農業事務所 村井優峰所長より会場に写しだされた動画により事業概要・工事状況など詳細な事業紹介の後、受益者を代表して国営事業推進協議会 西原 芳明会長から、国営事業により条件不利地が整備され、これから更に本町の農業が受け継がれてゆくと述べ、各関係機関への尽力に感謝されました。その後、津別町議会議長 鹿中順一 氏の音頭により「オーガニック牛乳」で乾杯し祝宴が開始され、事業完成を盛大にお祝い致しました。
最後に、佐野組合長から締めの挨拶を発し、事業へのお礼に加え「強い農業と豊かな魅力ある農村づくりは、生産基盤である農地整備が最も重要であり、担い手農業者が安心して就農できる条件整備が将来の津別農業の発展に繋がる」と述べ、“みらいへ持続可能な農業”を祈念し万歳三唱により祝賀会を終了しました。
◇事業概要
・総事業費 約174億円
・事業工期 平成27年度~令和6年度
・受益面積 2,433ha
・受益戸数 120戸
・主要工事 区画整理 2,425ha (勾配修正・暗渠排水・客土・石礫除去外)
農地造成 8.0ha