2024年5月13日月曜日

鳥獣害対策に向けた「鹿ソニック」の試験設置が実施されました

鳥獣害対策について、令和5年6月13日の会議にて、「長崎県農林技術開発センター」と「津別町関係者」との意見交換会が行われ、国のスマート農業実証実験に基づき、「戦略的スマート農業技術等の開発・改良」の事業採択になったことにより、鳥獣害対策として実施されました。鹿ソニックとは、鹿などの野生動物と自動車との衝突事故削減のため、ティ.エム.ワークスが、高周波技術によるロードキル対策製品として開発されました。その後、各方面で試験が進み、現在では、鉄道・農業・漁業・キャンプ場・ゴルフ場・ゴミステーションなどの多方面んで諸事情の場面で普及しています。又、岡山理科大学辻教授と共に各地で実証実験が行われ、2021年から毎年論文が発表されています。尚、特に鹿による作物への被害を減少させるため、人間には聞こえにくい音を発することで動物に警告を与えるものです。この度、上記の経過及び目的を踏まえて、鹿対策のため、『鹿ソニック』を(有)木樋桃源ファーム様及び(有)矢作農場様の圃場に試験設置し経過を観察する事としています。