採択された「スマート農業技術の開発・供給に関する事業」に係る研究課題、大規模生産農場に向けたカボチャ機械収穫に適した品種の選定及びカボチャAIロボットの開発について、説明を受け研究内容に関する質疑応答が行われました。カボチャは、国内年間生産量20万トンのうち、北海道の生産量は全国約50%を占め海外から年間約10万トンを輸入しています。しかしながら、馬鈴薯・玉葱と比較し、カボチャに対する栽培技術の機械化が進んでいないことが深刻な課題となっており、カボチャの産地維持と輸入から国産に切り替えるため、カボチャの自動収穫ロボットの開発・実装が求められています。
近年、農業従事者の減少による人手不足と高齢化問題に鑑み、収穫作業の負担が増加していることから、カボチャAI収穫ロボットの開発が期待されています。