2025年6月13日金曜日

重点普及活動に係る 『恩根地区』 現地検討会を開催しました

5月23日に網走農業改良普及センター美幌支所主催による現地検討会を普及センター職員8名、生産者7名、JA職員6名の合計21名の出席により開催しました。 当農業改良普及センターでは、令和3年度から津別町恩根地区を対象に重点普及活動の一環として取組みを進めています。令和7年の試験圃設置概要及び生育状況、秋まき小麦の追肥についての情報を共有し、課題解決に向けて意見交換を実施しました。

※現地検討会内容 
①前作なたね圃場の除草剤試験(おんねファーム様 圃場) 
 ・野良生えなたねに対する従来の除草体系では、抑え切れず小麦生育に懸念があり、除草効果の
  高い使用薬剤・時期について検討 
②なたね施肥試験の設置概要・生育経過(鹿中徳三郎様 圃場) 
 ・地域に適したなたねの窒素追肥量を確認し、収益性の高い施肥量を検討
③たまねぎ減肥試験の設置概要(おんねファーム様 圃場) 
 ・移植玉葱のリン酸蓄積圃場の減肥による収益、施肥の見直しとコスト低減の実装試験を実施 
④秋まき小麦「止め葉期」の管理(鹿中徳三郎様 圃場) 
 ・秋まき小麦(きたほなみ・ゆめちから)春まき小麦(春よ恋)の止め葉期以降の施肥技術につ
  いて説明 
⑤秋まき小麦施肥試験の設置概要・生育経過 (おんねファーム様 圃場) 
 ・秋まき小麦基幹品種「きたほなみ」の多収を目指すための幼穂形成期頃の窒素追肥量について
  検討