2024年9月11日水曜日

令和6年度 てん菜多用途利用に関するセミナーを開催しました

8月26日JA会議室にて40名の出席のもと、令和6年度てん菜多用途利用に関するセミナーを開催しました。このセミナーは、北海道大学生理分子化学研究室で研究されている微生物セルロースナノファイバーの研究や北見工業大学で研究されているポリマーコーティング種子、AI収穫ロボットに関する研究発表をJAつべつ生産者や地域の方を対象に行っています。新たなてん菜の利用や栽培方法について化学・工学的な視点から、北見工業大学との連携協定に基づき、議論いただけるセミナーとして開催しました。北海道大学からは①「てん菜から作られる微生物セルロースナノファイバーの特長とその応用」(田島j健次氏)②「微生物由来セルロース合成酵素の機能解析」(中村俊介氏)③「微生物セルロースナノファイバーの動物細胞培養への応用」(金子瑛一郎氏) 、北見工業大学からは①「ポリマーコーティング種子による萌芽制御」(浪越 毅氏)②「大規模カボチャの生産性を向上するためAI収穫ロボット及び生産貯蔵加工に着目した栽培技術の開発と実証」(楊 亮亮氏)としてそれぞれ講演頂きました。 生産者のてん菜に対する作付意欲が減退している現在、今後てん菜に対する多様な使途の必要性が重要視されています。