6月24日新規就農者激励状贈呈式終了後、引き続き津別町農業担い手となる令和元年から令和4年までの新規就農者を対象に、ふるさと塾の開校式並びに2学年第1回目の講義をJA会議室にて開催しました。塾生は23名中、当日17名出席し、塾生全員から自己紹介をしていただき、それぞれ抱負を述べてもらいました。
1回目の講義内容は、秋まき小麦の生育過程と栽培技術の基礎知識を学びました。講師は網走改良普及センター美幌支所 河田貴洋普及職員が努めました。次に現地圃場視察の予定でありましたが、悪天候のためJA会議室にて石川剛指導農業士による栽培事例と生育診断の講義を受けました。石川指導農業士から塾生へ「昔まだ親が主導だった頃、小麦の播種量を通常の半分でも大丈夫だと聞き、親に相談をしてみたが、冒険をして収量が減ったらどうすると言われ、親に内緒で小麦作付予定面積の半分だけ実験してみた。塾生の皆さんもやりたい事が見つかれば、まずはやってみてほしい」とアドバイスを送りました。最後の授業のワークショップでは、中野寛之専門普及員が主導し、4班に分かれて「津別町をどんな農業の町にしたいか」をテーマにしてグループワークを行いました。