【新役員体制】
会長:石川賢一 副会長:山田 耕太 監事:柏葉 宏樹
2022年5月13日金曜日
第23回津別町有機酪農研究会の通常総会が開催されました
津別町有機酪農研究会(石川 賢一 会長)は、4月22日(金)JA会議室にて、会員と来賓7名(津別町役場産業振興課、網走農業改良普及センター美幌支所、(株)明治、明治飼糧(株))が参加して第23回通常総会を開催致しました。
令和3年度は、(株)E・H・Fが本格的な稼働となり、環境等の変化や関係機関との連携がより一層重要性を増した一年となりました。
令和3年度事業報告として、粗飼料作物適期収穫及びレポサクを取り入れたバンカーサイロ踏圧適正調査等を実施し、良質粗飼料生産を行う事が出来ました。「レポサク」は株式会社エゾウィンが開発したICTシステムです。導入メリットは、スマホで圃場での牧草収穫作業が確認できるため、離れていても指示や作業の調整ができる等サイレージづくりを支援するシステムです。新型コロナウィルス禍による生乳の需要緩和が長期化しており、資材の高騰と相まって飲用需要が減少する中で、牛乳・乳 製品の消費拡大を図りながら、津別町のイメージ向上と地域農業全体の発展、環境保全に配慮した持続可能な産業を目指した取り組みをこれからも行っていきたいと報告。
令和4年度の事業計画については、離農により会員数が減り3戸となりますが、飼料自給率100%を掲げ、新たな耕作地の確保や(株)明治との連携によるPRビデオの作成、「みどりの食料システム戦略」に基づいた健康な食生活や持続的な生産、消費の活発化を目指します。