令和3年10月26日(火)~29日(金)に東京都中央卸売市場食肉市場にて、令和3年度農林水産祭参加全国肉用牛枝肉共励会が開催されました。毎年1回開催されている全国規模の共励会であり全国から名だたる生産者が集い、大規模な牧場では導入時点から牛を選定し飼養方法も日頃から工夫しながら取組みを重ねその成果を披露します。この全国肉用牛枝肉共励会は例えると高校野球でいう甲子園大会と言えます。共励会当日は、新型コロナウイルス感染症蔓延防止の観点から入場制限を行いながらの開催となりましたが、出品頭数500頭のうち和牛去勢271頭、和牛牝158頭、他乳牛去勢及び交雑去勢71頭が全国各地から出品され、つべつ和牛を代表して去勢と雌1頭ずつの出品となり津別町大昭の迫田 隆 氏の去勢が見事に優秀賞3席を受賞しました。過去に優良賞への入賞は平成21年にありましたが、優秀賞3席はつべつ和牛として初めての快挙であり全国で5位の成績となり、和牛の部で北海道からの優秀賞入賞者は迫田 隆 氏のみであり、過去に於いても北海道での最高位の快挙であります。
今回の受賞にあたり、迫田 隆 氏は『つべつ和牛のブランド化として地域の皆様や関係機関の御協力のおかげです。この共励会で津別町並びにつべつ和牛の名前を全国にアピール出来てとても嬉しいです。今後についても、良質な和牛生産に向けて関係機関と連携しながら日々努力して行きたい。』と話していました。
◎去勢・・・枝肉重量625㎏、格付A5、BMS12、枝肉単価3,337円
更には、10月2日(土)に北海道畜産公社十勝工場にて開催された『第18回ジェネティクス北海道黒毛和種枝肉共励会』に於いても、迫田 隆 氏が一般牛の部で優良賞を受賞しました。