2016年10月13日木曜日

中学2年生農業実習

津別町中学校(可児幹博校長)では、中学2年生の総合学習として「農業実習」が取り組まれており、年間3日間行う予定となっています。台風の影響から8月は中止となり、9月に入り天候も回復したことから14日、2年生37人は5人から6人に別れ6班で酪農家2戸、畑作農家4戸でそれぞれ農業実習を体験しました。

学校では、2年生の農業実習を「地域から学ぼう、津別の農業の現状と未来」と目標を掲げており、担任の柴田あけみ教諭からは「私語をせず黙々と働くような指導を」お願いしたいと各農家に申し入れが行われていました。

酪農実習では、朝5時30分から農家に向かい、豊永為国浩貴さんの牛舎では為国さんの指導を受けて搾乳前搾り作業を体験。それが終わると牛舎清掃、20kgの飼料運搬に汗を流していました。一方、畑作農家活汲沢田和利さんの畑では3haに植え付けられた広い畑で、南瓜の収穫作業が行われ、つるに足を取られる畑で南瓜のヘタを切り落とし、コンテナに一個づつ丁寧に入れて集積する作業を行いました。今年は、台風と長雨で農作業も遅れ気味の中、中学生が畑で元気に動き回る姿は頼もしく見えました。