2025年9月11日木曜日

北の農職家2025年(9月)号を発行しました

2025年(9月)号を発行しました。 新たな情報が満載ですので、是非ご拝読ください。
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「家畜の碑」を前に「慰霊祭」がしめやかに執り行われました

今年も猛暑が続いていましたが、8月28日は21 度と気温も和らいだ中で、JA活汲事務所倉庫群の一角に設けられた家畜の碑を前に、JA役職員・酪農振興会・肉牛振興会関係者17 名が参集し、福王寺住職によりお経があげられる中「家畜の碑慰霊祭」がしめやかに執り行われました。
人の食料となり、人々の生活向上のために犠牲になってくれた家畜たちの尊い命に感謝し、病症にかかることなく安らかに過ごせるようお祈りしました。
これからも家畜の命に感謝しながら、消費者に安全・安心で高品質な畜産物を提供できるよう生産に励まなければならないと、改めて身の引き閉まる思いを関係者一同が共感致しました。

令和7年産 加工馬鈴しょコントラ収穫全体会議を開催しました

8月8日JA会議室にて、生産者10 名、アドバイザー3名、カルビーポテト2名、㈲だいち1名、JA4名、合計20 名の出席により令和7年産加工馬鈴しょコントラ収穫全体会を開催しました。
JAより、令和7年度の馬鈴薯コントラ播種実績について播種面積60.74ha(前年52.76ha)が5月6日~5月23 日で終了したことの報告がありました。
協議事項として①令和7年度馬鈴薯コントラ収穫予定面積 100.14ha(前年94.29ha) ②令和7年度馬鈴薯コントラ収穫体制(緊急連絡網・馬鈴薯収穫業務担当表・馬鈴薯コントラ事業実施要領)の確認をしました。
最後にカルビーポテト㈱本田支所長より、加工馬鈴薯の作況状況等の報告を頂き、会議を終了しました。

スマート鳥獣害対策にかかる講習会を開催しました

8月22 日主催関係者含む26 名の出席のもと、スマート鳥獣害対策の講習会を開催しました。津別町有害鳥獣被害対策協議会におけるスマート(農業)鳥獣害対策実証事業は、赤外線センサーと忌避音発生装置(超音波スピーカー)による有害鳥獣(鹿)追い払いについて実証を行っていますが、あわせて周囲に「くくりわな」を設置し、農業被害の減少に向けた有効性を検証する事としています。
今回は、特定非営利活動法人ファーミングサポート北海道より、原田、菅野両氏が講師となり、「くくりわな」を実際に設置する実技講習を行い、その有効性を確認すると共に「わな猟」資格を有しない猟友会員、ならびに農家組合員に対しては狩猟資格取得の推進が行われました。
講習会で使用された「くくりわな」は、約2万5千円/ 1基程度の価格ですが、破損しない限り複数回使用する事が可能です。

JAつべつ女性部フレッシュ・ミズ日帰り研修会を実施しました

7月17日JA女性部フレッシュ・ミズ(堂藤友世会長)は、参加者6名により日帰り研修会を実施しました。
オホーツクビーンズファクトリーでは、八十嶋豆類施設課長より平成30年に14JAにより調製施設の建設された経緯と豆調製施設の概要の説明を詳しく受けた後、施設内(色彩選別機・形状選別機・金属検出機・手選別作業室・保冷倉庫等)の見学をしました。
参加者からは、黒大豆の取扱いがなくなった経緯や豆類種子の取扱いがあるのかといった質問がされ有意義な研修会となりました。
又、よこやま果樹園では、「さくらんぼ狩り」で楽しい時間を過ごしました。

令和7年度 オホーツクJA女性協 フレッシュ・ミズ夏季交流会を開催しました

7月3日JAつべつ女性部フレッシュ・ミズは参加者4名により、今年から新たに夏の交流会として企画され、試行的に実施された令和7年度オホーツクJA女性協が主催する「フレッシュ・ミズ夏期交流会」に参加しました。
この交流会は、オホーツク管内のフレミズ部員が一堂に会し、単組を超えた部員課間の交流を図り、管内のフレミズ仲間を増やすことを目的に開催されます。
全体の参加者は、80名で開会式の前に中央会事務局である井上さんより「持続的な事業運営に向けた事業ならびに会費等の見直しについて」の説明がされました。
大田部会長の開会挨拶の後、研修テーマである「気軽におしゃべりフェス」と題して、田宮副部会長・中川委員の進行により、各グループに分かれ(午前の部・午後の部)交流しました。
最後に田宮副部会長の閉会の挨拶により、楽しく有意義な交流会を無事終了しました。

大豆生産組合 大豆コンバイン整備を実施しました

7月15日津別町大豆生産組合(藤原広伸組合長)は、大豆収穫最盛期に備え大豆組合員参加のもと、コンバイン8台のオイル交換を中心に整備を実施しました。
令和7年産大豆の収穫予定面積は、326.74ha(前年:305.38ha)21.36haと前年より増えており、収穫時期が例年より早まる事を想定し準備を進めています。
又、コンバインの取扱いについて、講習会も併せて実施しました。
尚、コンバイン整備終了後、21世紀の森キャンプ場に場所を移して慰労会を実施し組合員間の交流を深めました。

令和7年度 津別中学校出前授業「農業体験の事前学習講座 」を実施しました

8月27日津別中学校では、中学2年生の総合学習として「農業体験」が取り組まれており、2日間の農業体験を行う予定となっています。
その前段として、津別中学校にて、生徒17名の出席のもと総務部営農課 岩川係長が講師を務め事前学習としての講座を行いました。
講座は、中学2年生の総合的な学習の時間において「地域から学ぼう~津別の農業の現状を知る」をテーマに学習することを目的に「北海道・津別の農業の実態と課題を学ぶ」と題して進められました。
※講座内容
 ①津別町・北海道農業の特徴
 ②JAつべつ・JAグループ北海道の役割
 ③「力強い農業」と「豊かな魅力ある地域社会」
この講座には、組合員の生徒さんも4名おられ、生徒の皆さんから多くの質問がありました。
 ◇農業の人手不足への具体的な対応策は?
 ◇地球温暖化が進む中、どの様な対策があるか?
 ◇農産物が不作だった時の共通する条件は?
 ◇学生で農業をしている人はいるのか?
 ◇米は何故値上がりして高いのか?
 ◇津別町全体で農業収入はどれ位あるのか?
尚、生徒の皆さんから受けた質問に対し、岩川係長からお答えし興味深く聞いている姿が印象的でした。
今後は、実習農家先として ①柏葉ファーム様(オーガニック牛乳) ②希来里ファーム様(畑作4品+そば)③近藤 樹様(畑作4品+玉ねぎ)にて、仕事のやりがいや厳しさを体感し、津別町の基幹産業である農業を通じて、ふるさとと津別町の未来を考える機会として9月に2回の農業体験を予定しています。

令和8年産 秋まき小麦播種前講習会を開催しました

8月28 日JA会議室にて9名出席のもと、令和8年産秋まき小麦の播種前講習会を開催しました。
農産課より、令和7年度小麦作況結果の説明の後、網走農業改良普及センター美幌支所 河田普及職員より講習内容として、津別 町小麦の収量増加に向けて「令和7年産の秋まき小麦を振り返り今後に活かす」内容の説明頂きました。
令和8年産の小麦播種に向けて、安定確収のため、越冬前の葉数・茎数確保のポイントとして、適期適量は種・は種精度の確保・越冬耐性の確保(主茎葉齢 5.5 葉前後)の重要性の説明を受けました。又、小麦の分げつ出現時期が収量に及ぼす影響や品種間の格差により、越冬前の茎数確保の重要性と効果的な秋まき小麦の赤さび防除による温暖化で高温で多発する赤さび病の問題点の説明を受けました。

令和7年度 広域てん菜戦略推進コンソーシアム定期総会を開催しました

8月5日JA会議室にて、広域てん菜戦略推進コンソーシアム(佐野成昭会長)は、令和7年度定期総会を開催しました。
最初に日甜津別原料事務所阿部所長より、今年度のてん菜の作況について「春作業時期は平年並みでありましたが、6~7月は最高の気温となっていますが生育状況は平年並みとなっており、褐斑病が早期から出ていて発生量も多い為、早期防除が必要です」と報告を受けました。
令和6年度事業報告として、収穫面積146.72ha で(前年度126.83ha)となっています。
令和7年度事業計画として、令和7年産面積は、142.75ha(内コントラ直播47.21ha)を予定しています。

令和7年度 津別町農業労働力支援協議会定期総会を開催しました

8月5日JA会議室にて、津別町農業労働力支援協議会(佐野成昭会長)は、令和7年度定期総会を開催しました。
令和6年度事業報告として、アルバイターの秋募集は令和5年度は18 件でしたが、令和6年度は応募・問合せ があり、東都生協から5名、明光商事から4名、北野自治会から2名、北見工大留学生2名、馬鈴薯コントラ7名採用しています。
 12 月に生産者へ令和7年度春・秋労働力需要調査を行っており、JAコントラを含めて受益生産者 春・秋 15 件の申込みがありました。 又、昨年12 月に日甜美幌甜菜製糖所にて、JAおきなわとの意見交換・美幌製糖所視察、前年伊是名製糖所への出向への返礼として、JAおきなわ職員1名が日甜美幌製糖所に1ヶ月勤務されました。
 令和7年度年度事業計画については、他産地(JAおきなわ)、他産業(建設業等)、取引先企業(CSR)、外国人材の活用検討(JA雇用)、農福連携により、相手先との具体的な協議、専門業者への登録、新規就農フェア等により人材確保を目指す旨の方針が承認されました。

小麦種子ブレンダ―消毒作業が始まりました!

9月中旬からは令和8年産秋まき小麦の播種が始まります。今年は大豆の生育が平年より早まっている為、大豆間作小麦を栽培する農家のためにも急ピッチで作業を行っています。
 生産資材課では、秋まき小麦種子きたほなみのフレンダ―消毒作業を日通作業員と共に、8月20日から27日まで行われました。 
ブレンダー作業は延べ6日間ほどで終了し、9月8日~9日頃に各農家へゆめちからと合わせて配送されます。

玉葱振興会 令和6年産玉葱精算総会を開催しました

8月7日JA会議室にて津別町玉葱振興会(真木喜一会長)は、会員20 名と各関係者7名が参加し、令和6年産玉葱精算総会を開催し総会議案については全て承認されました。 
「玉葱共励会」では、反収部門・歩留部門・L 大率部門にて総合順位を決定し、第1位 ㈱鹿中農産様・第2位 ㈲真鍋農産様・第3位 細川直祐様を表彰致しました。
 総会終了後、岐阜中央青果㈱青木社長様並びに名畑青果課長様より ①令和6年産品質の状況 ②各玉葱産地の情勢 ③令和7年産の販売環境について講演を頂きました。
 府県産は作柄不良により佐賀県産を中心に残量は少なく、想定より多くない生産量の見通しから、北海道産は高値での販売スタートとなった。 又、令和7年産の販売に向けては、府県産作付面積の減少から北海道産の需要が高まっており、近年は異常気象による減収等が見られることから、北海道産の周年出荷の需要高まりがあると講和を頂きました。