本年度は、酷暑対策プロジェクト会議作業部会を立ち上げた中の取組として「水辺緩衝林の植林による土砂流入防止と河川水温の上昇抑制」の効果検証を実施し、その検証事業に係る事業費の一部を北海道開発協会の地域活性化活動助成金への申請計画を予定しております。
総会後は、会主催のシンポジュウムが開催され、研究者2人が網走川と流域の生物の働きと環境についての研究発表を行いました。
今回は、道立総合研究機構林業試験場 長坂 有氏 が「河畔林のはたらきと生き物のつながり」、東京農業大学生物産業学部海洋水産学科助教 園田 武 氏が「シジミから見る網走川の流域環境について」と題して講演を行いました。
シンポジュウムは75名の参加があり、年々、網走川流域活動の取組が農林漁業関係者や官公庁を始め、多くの一般企業の関係者へと関心と理解が得られてきている事が実感できる総会となりました。