2025年4月15日火曜日
令和6年度全国麦作共励会集団の部 全国農業協同組合中央会長賞と第45回北海道麦作共励会集団の部 最優秀賞のダブル受賞の快挙!
この度、第45回(令和6年度)全道麦作共励会「集団の部」で最優秀賞・「全国麦作共励会」集団の部において全国農業協同組合中央会長賞を『株式会社 たつみ』が受賞致しました。株式会社たつみは、畑作・園芸を主体とした農業地帯で小麦・甜菜・種子馬鈴薯・大豆・玉葱を主体に経営を展開しています。
小麦については、特に肥培管理に重点を置いた栽培を展開し、肥料銘柄の検討など施肥設計から肥料の特徴を検討し先進的に肥料試験等を取組み効率良く栽培を進めています。同社は、構成員の技術の高位平準化を図るため、各作物の担当者を決め、毎日の作業後には事務所でミーティングを実施し、注意点等を話し合いながら進めています。
小麦の青空講習会(起生期・止葉期)や播種前講習会(8月下旬)など全員参加を基本に個々の栽培技術の向上に努めています。又、農協青年部による小麦の学習会においては、開催時に部員としての参加と圃場の提供を行い地域全体の管理技術の向上を目指しています。
今後の麦作への取組は、コムギ縞萎縮病の拡大に伴い「きたほなみ」の栽培が難しくなってきている中、要望の高い「きたほなみ」を抵抗性品種が出るまでの間、作り続けるとともに現在、構成員4戸と小さな集団ですが、その主力となる構成員の年齢は、平均40歳と若く各作物に対する学習意欲も高いことから、地域普及センターと連携を図り、実需に求められる品質の小麦栽培に向けて、社長以下、構成員の皆さんは再確認されていました。
尚、3月12日には、(株)たつみの構成員一同がJAを表敬訪問し、受賞の喜びを報告致しました。JA佐野組合長は、受賞の報告を受けて、小麦の振興に対する同社の熱意と努力に対し、最大の賛辞を送り今後の小麦生産に期待を述べていました。