2016年11月12日土曜日

津別小学校「食農教育」

津別町小学校(平山拓寿校長)では、低学年からの食農教育に目を向ける取組として、小学3年生全19人を対象に「JAつべつ施設等見学ツアー」を要請。これに応える形で、10月18日JAではマイクロバスを用意してツアーに協力。

学校側の目的は「津別町の主産業である農業更には、人が生きて行上で最低限必要な食料について小学校時代からその大切さを理解してもらえる様、津別町の農業・JAについて見て、聞いて感じてもらうこと」としています。

一行は、最初にJA会議室において組合長の歓迎挨拶を受け、JAバンクDVD教材「わたしたちのくらしと農業のかかわり」を観て、農家で作物が作られ、牛が育てられ食卓に届けられるまでを理解してから現地へ向かいました。
「TMR」を最初に見学、「牛の給食センターです」と説明すると納得した様子。整然と並んだバンカーサイロからデントコーンの醗酵した酸っぱい臭いに思わず鼻をつまむ生徒もおり「牛はこの臭いが大好きですよ」「これを食べた牛さんが沢山牛乳を出してくれます」の説明に、いつも飲んでいる牛乳の元を発見した様子でメモを取る場面も見られました。

JA堆肥センターでは、「皆さんのお家から出てきた生ごみやウンチも下水処理場から運ばれ、木屑と混ざり『町民還元用堆肥』になります」と言われ驚いた様子ですが、「完熟した堆肥は臭いがありません」「これが野菜の栄養になり大きく育ててくれます」と説明され、堆肥を手に取り臭いを確認して納得した様子。視察はこの他、「麦乾工場」「カルビー馬鈴薯貯蔵施設」カルビー施設ではポテトチップのお土産をもらい満足。生徒たちからは後日、視察の感想が寄せられる予定となっています。